悩む時間が長いほど後悔する気がするの

親友と電話で話してた。

「学生時代から、◯ちゃんのこと知ってるけど、今が1番安定してるよ」
「わかるー！自分でも思うわ」
「悩んだりしない？」
「んー、するけど、そこまで。動かないし笑」
「わかるわかる、出歩くほどいろんなイベントに遭うよね」
「そうそう！　わたしは専業主婦で子どももいないし、家のソファが好きだから、のんびりよー」
「わたし、その生活は3日で飽きるわ」

無理ー！と叫びつつ
そんな話をしながら、なんで悩まなくなったか、という話になった。

2人とも、これよねぇー
と
意見が一致したのは

直感で決めたことと
悩んで、悩みぬいて決めたことは
ほとんど同じ結論だね

そして

悩んで決めたことほど後ろ髪を引かれるよね

ってことだった。
「なんでだろうねぇ」
と言い合って電話を終えたが、やっぱり少し考えてしまう。

なぜだろう？

仮説1．悩んでる時間が長いと心にある時間が長いから

悩んでいる時間が長いってことは、
その問題や課題を、心に留めておく時間が長いってこと。
つまり、心に溶けて、沁みていくんじゃないだろうか？

だから、
悩み終わって結論を出しても、
余波というか名残というか、残り出汁？みたいなものが残るのだろう。
ふっと思い出しては
「あの結論で良かったのだろうか？」
と、
悩んでた当時に、心がカムバックする気がするのだ。
「まだできたんじゃない？」
「やっぱりあのとき…」と思ってしまったりする。

仮説２．直感だし仕方ないと思えるから

直感だもんね！という免罪符。
当たってても当たってなくても「直感だもん」という自信。

あるよね、直感に対する根拠のない自信。
みんな、なんとなくある。

カジノでも、馬券でも、ロト7でもいいんだけど（ギャンブルばっかり）
直感で選んで当たったら
「直感なのにすごいわ！神様ありがとうー」みたいに感じる人のほうが多いし、
外れても
「まっ、直感だから」
と、こんなもんでしょ、という感じがある。

コンビニでおにぎりを買うときでも、
ケーキ屋さんでケーキを選ぶときでも同じで、
直感で好きな味を引き当てたら
「ラッキー」とか「わたしの直感さすが！」とか思えるし、
外れても「直感だからなぁ」と思う。

ここまでくると
【直感の立ち位置】自体が
当たる可能性15%以下って感じだよね。

仮説３．悩んでる時点で結論は出てるのに、心が納得してないから

わたしの友達に、男モテ男のBくんがいる。
Bくんは、よく悩んでる。
ちょっと語弊があるかも。
悩んでるというより、結論を先送りにする。
だから、
わたしとは、よくぶつかるのだ。論理的に議論を交わす。

わたしはサクサク決めていくので
「決断早すぎやろ」と言われ、「もっとよく考えや？」と言われる。

わたしから見ると
Bくんは「先送りにしすぎじゃん？」「早く決めなよ」となる。

この前
人生で1番大事なものがわからないと言っていた。これからどうしたらいいのか、わからなくなった、と。

小さい頃になりたかった仕事についている。
こんなに忙しいと思わなかったが、好きなことをしているから、
つらい時もあるけど乗り越えられる。

家庭もあって、子どももいる。
子どもたちは可愛いし、そばで成長を見守りたい。

そんなに社交的ではないので、友達関係は狭い人だけど、上司に、よく可愛がってもらってる。
でも、蓋を開けてみたら、もっとベストがあると知っているし、このままで満足と思っていいのだろうか？と悩んでた。

悩み、結論を先送りにしてるときって、

もっといい条件が来るかもしれない。
もっとよくなるかもしれない。
自分がまだよく知らないだけかもしれない。

と思うらしい。

でも、わたしから見ると
いい条件なんて際限がないし、どこまで悩むのかエンドは、決まってたほうがいいのだ。

「もし退職するならどんな業種えらぶの？」
「えっ？おなじだな。好きだし」

「もし〜だったら？」と聞くと答えられるのに、「いざ自分が行動する」となると動けなくなるのだ。
だから、
行動しなくていい理由として、
結論を先送りにして悩むことにしているみたいに、わたしから見えるの。

心が納得してないのよねぇ…

仮説４．ただ悩みたいだけ

これは、ちょっと違うかもしれないけど、
ただ〇〇したいだけの人って一定数いると思うの。

ただ文句を言いたいだけ
ただ悩みたいだけ

そんな人。
思春期の息子が
ゲームに野次を飛ばしているとき、
わたしはどうしても
「どうしたら解決できるか？」と考えてしまうし、そう聞いてしまう。
そうすると息子はめんどくさそうに
「ただ言いたいだけなの！ママに言ってない！ほっといて」という。

悩みも同じかもしれない。

ただ悩みたいだけで、
それを吐露することで
共感してもらえたり、気にしてもらえたりする。

「承認欲求の満たし方」のひとつかもしれないなぁ、と考えたりもする。

わたしはどうしたい？

わたしは、なにかを決めるとき
必ず自分に聞く。

わたしは、どうしたい？
わたしは、どう思う？

って。
そうしないと、

世間は〜
みんなは〜
社会は〜

って
自分の頭の中なのに、横槍が入る。
それがすごい邪魔！笑

その目線も必要なときがあるけど、
わたしの悩みはわたしだけのものなのだ。
だから、悩み続けてもいいし、
もう悩むのをやめてもいい。

だからなるべく早々と、悩みを捨て去ることにしてるのだ。

服を買うときでさえ、悩んだら買わない。欲しかったら、もうレジに行ってるのである。

とはいえ、
相手がいる場面はさすがに考えるけど
「この人の決断を待つ」と決めてるから
やっぱり悩んでないんだなぁ、と書いてて気づいた今日この頃でした