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頼まれごとは、いつも少し背伸びのこと

「ねぇ、動画作ってほしいの」

作ったことねーよ!

「10分ね!よろしく」

うぅー…頑張ってもTikTokだし、ショート動画だし、一発本番撮りが主流の私。


それでも断りきれず、
結局7時間かけて10分動画を作った。

プライベートな式典?の卒業動画で
たくさん人の名前が出るので、
ここには載せれないけど。

喜んでもらえて、
泣いてもらえて、
それだけで良き良き、と思ってしまう。

音は、
ピアノの先生に生音源を録音してもらい、
多少スピードをいじって貼り付け。


とはいえ、
やったことない作業なのに、
「多分できるわよー」と言われてやり始めたら、時間はかかれどできてしまった。

父親譲りの器用さよ…

あの人も、
「テラス欲しいな」と言い出して
気づいたら日曜大工で4畳ほどのテラスが完成していたもの。


頼まれごとは、
いつも少しだけ背伸びをしなきゃ届かない位置のものが来る。
ヒールを履いても届かなくて、
さらにほんの少し伸びをして、
指がさわるほどのものだけど。

完璧な商用動画ではなく
内輪で楽しむレベルの動画なら、
指が届くほどのレベルでなんとかなるのだ。


これを才能と言ってくれる人もいるけど、
そんなことないと思ってる。


というのも、
わたしはブチ切れると論理的になる。
そしてデータや条例、なんなら省令まで持ち出して、市役所とかとも戦う。
権力に楯突くのも平気。
理不尽の方が嫌。

イルカさんも言ってたけど、
才能には使っていけないものがある。

わたしの、
この「論理的に相手を再起不能にする」才能は、使ったらダメな才能だよなぁと思ってる。
本当に守るもののためにしか、使っちゃいけないんだよね。

伝家の宝刀だから。
この宝刀は常に磨いて研いであるけど、
だからと言って使う場面がない方がきっといいのさ。


頼まれごとは
ちょっと背のびのことだから。

だからこそ、
頼まれごとを受け切る人生って、
成長できることなんだよなぁと思う今日この頃

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