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音と人生を楽しむ8

※これは「音楽と僕」シリーズ8本目ですが、これだけ読んでも大丈夫です。多分。

失恋から立ち直った21の冬、ボカロ曲、歌い手という未知のジャンルを聞き始めた。それより前から、「千本桜」Eve「心予報」など少しだけ知ってはいたが、そのジャンルをあえて聞いてみようとしたことはなかった。これは自分の常識に囚われず新しい挑戦をしていこうと、失恋から立ち直る中で決めたことが大きく影響した。

新しいジャンルを聞き始めると、突然世界は大きく広がる。まだまだ聞いた曲数は少ない私だが、それでも好きな曲が沢山できた。特に、めいちゃんには現在進行形でどハマりしている。高音でも聞きやすい声で歌詞がスッと入ってくる感じが好きだ。オリジナル曲では「ラナ」「Light」「ズルい幻」、カバーでは「フォニイ」がオススメだ。

また、めいちゃんはかつて憧れていたGeroというアーティストと肉チョモランマというグループを組んで、YouTubeに動画を投稿したり、歌手活動をしたりしている。ここでもオススメしたい曲は何曲もあるが、あえて「ピポ」という曲に絞って紹介したい。最近リリースされた曲だが、私はそれを聞いた瞬間にハッとした。近い世代の人には共感してもらえるかもしれない。もし自分で確かめたければ、今ここで読むのをやめて検索して聞いてほしい。


ハッとした理由は、Greeeenだ!と聞いた瞬間に思ったからだ。そしてラスサビの転調で絶対にそうだと確信した。確認してみるとやはりGreeeen(今はGRe4N BOYS)提供の曲だった。このシリーズ2本目で書いたが15年以上前に好きになったし、今でも元気を貰いたい時には聞いている。そんなGReeeeNが最近好きになったアーティストに、このタイミングで曲提供するとは。新しいジャンルに挑戦したことが、素晴らしい偶然を運んできてくれた。

そんな私にとっての小さな奇跡はつい1ヶ月前の出来事だ。音楽と行く過去の旅は、記憶にある限り小さい頃から始まり、ついに現在に帰ってきた。誰も覚えていないと予想するが、私はこの旅を始める前にシリーズ1本目で自分にある問いを投げかけた。その答えが形にならないまま勢いで書いてみたが、案外文字数が多くなってしまった。その問いへの答えは、次回に持ちこそうと思う。

これは完全に最終回詐欺というやつだろう。前回あんなに次が最終回だと煽っておきながら上手くまとめることができなかった。見積もりの甘さ、文章力不足、反省点は多々あるが、ここで反省しても意味はない。文字が多くなるだけだ。そして、問いの答えは上手くまとまる未来が見えない。それでも書こうと思う。そのための長い旅だった。次が本当にラスト!もう1本だけお付き合いください!
最終回に続く!

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