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建玉の練習【過去最高高値から上げ止まりのサインを使った逆算の空売り】

今日の銘柄は【7752 リコー】です。

週足

週足(長期間)

近い高値 2800
近い安値 2500
大底   2100
過去の高値 2800

週足(短期間)

現在が過去最高の高値付近であることが分かった。緑が500日線を割れていることから傷はついているが、紫が500日線を割ってはいないので、やや浅い傷。前の高値に並んでからの下げが弱かったので横ばいを抜けて上昇。線の順番も整い緑の安値が青の上で決まる。オレンジの上での緑の安値切り上げの一回目。=かなり強い局面。

日足

日足

上昇6か月目だが、緑の安値が前回はオレンジの上だが青の下→今回は青の上なので位を上げている。今回赤が青を割る動きがあれば初めて弱くなる。
2500円で返すのなら横ばいになりやすい。
青タッチで返るようなら3000円が見える。
上昇6か月で2800円に負ける形になっているので、下げが深い可能性はあるが、売りを見るような場面ではまだないので、買いで戦いきる。

建玉

練習結果

①0-2

過去最高の高値ではあっても、局面はまだ何一つ弱っていないので、ここは買い。

②0-3

青タッチ。2回目なので割りやすいが、前回はローソク足では青を割れたものの赤が青を割れることはなく上昇。今回もここは許容範囲なので買い。赤が青を割る動きがあれば前回よりも位を割げることになるので2500円割れまで待つ。既にコストは緑の下なので、ここで追加してもあまり優位性は無いので1だけの追加。

③余談1

赤が青を割ったのでやや弱くなったが、まだ局面は崩していない。

④0-6

青と緑が交差をすることがほぼ確定したので上げ止まり、3000円までの上昇の望みはほぼ消えた。この局面ではMAXで2400円までの下げを見れば良いので、早期に買いを逃がせるように、3か月以上振りの紫タッチなので青までは戻りやすいと追加して、コストを青の下に持って来ておく。青タッチで逃げられれば良いが、ダメなら2500円、2400円と順に買い下がりコストを2600円の下に持って来て逃げる予定。

⑤0-0

青タッチまで戻ってくれたので取り敢えず逃げる。このまま上昇しても取り敢えず2800円は売れる。緑が紫まで割り込んでくれれば本玉は売りのみになる。そう思えばここからでも売れなくはないが、週足が綺麗な上昇のチャートなのでまだ危険、売るならせめて緑の高値を越えた2750円辺りか2800円から。

⑥余談2

紫を割るのは初。ただまだ青と紫が元気な状態で緑が傷つく1ターン目なので、2500円を横ばいの下限と仮定して2500円、オレンジタッチ2400円を買うと決めて待つ。その時緑が紫を割り込んでいればこの買いは短期でMAX紫まで。紫タッチからど転売りをする予定。

⑦余談3

窓開けで落ちて窓開けて上昇は強い。一旦上昇に入るのだと思って売るなら2800円から。

⑧0-2

押し目っぽい動きをしてくれたので買いエントリー。ただしこの買いは2800円までだとは思っている。週足が強いので、売るまでには時間が掛かるとみての短期買い。

⑨2-2

2800円に到達したので売ってみる。ただし週足では売りは捨てても良いような場面ではあるので買いは持ったままの売りとする。赤を割る陰線で買いは手仕舞いする予定。

⑩2-0

赤を割ったので買いを切る。次の売りは赤の上に陽線が出たら追加。3000円まで行くのならそこでも追加する。2900円越えの陽線で追加できていたら良かったな…というタラれば持ちつつ…

⑪0-0

取り敢えず一旦2800円に戻ってきてくれてしまったので手仕舞い。次に赤の上に出た陽線から→高値を越える陽線→3000円までの売り上がりをしようと決めて終了。
下がってはくれているが、週足の局面がまだ悪くはないので多分一旦青タッチまでの売りで手仕舞いをしてしまうと思う。ここで売り直しは出来ないかな…

感想

上昇トレンドの最後の部分、逃げの建玉からのど転タイミングを戦ってみました。
大きな下落の前には必ず青と緑の交差があり、そのターンでの下げの伸びしろはMAXでオレンジまでオレンジを割る大きな下落はその後から!というチャートの特徴に沿っての建玉を行いました。上昇トレンドを最後まで取りきるには必ず最後は逃げの建玉が強いられるのでそれは早期に撤退が出来たので良かったものの、時間切れになってしまいましたが、売りど転をしてから青タッチ以降の売り直しが出来ない気がしたので、ではこの大きな下落を最後まで持ちきるにはどうするべきかを感想とは違うのですが考えると、
■ まず週足では売れる局面ではない。
■ 緑は高値を越えて上昇局面の継続中。2600円を割れないことには緑の局面は変わらない。
■ 緑の下げの角度は緩くなっている。
□ 上昇が6か月を越えてかなりの長期間続いたものは、一旦傷が付くと深い傷になりやすい。
□ 青と紫の距離が極端に近づいていて一気に割ることが可能な状態。オレンジとの幅の差が4倍以上ある。

■が気になって売れなかった理由、□が売りに優位な理由ですが、これだけでは弱い。こんな時は反転チャートにして買い目線でチャートを見た方が分かりやすかったりするのでやってみると…

反転チャートにしたら

反転チャート

条件が全て揃ったところで下がらずに赤が短期間で安値を2回つけて青タッチまでワンターンで到着を達成しているので強い場面。週足でも大底圏なので、一旦青タッチで売るのは良いが、下落3か月目、緑タッチで返る可能性の方が高いとみて緑タッチからの買いを待つ。
一旦のゴールはMAXでもオレンジなので、オレンジで切るか、赤を割り込むまで持ち割った後再度赤の上に陽線が出たら売ってオレンジまでの短期売りを狙う。

…という感じでしたので、これならこの陽線からの売りは出来なかったですが次の陰線から順張りでのエントリーなら可能そうです。

買い方が得意な方が多いかと思うので、迷ったときは「反転チャート」にして観るはおススメです。


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