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建玉の練習【大底、底練りからの上昇】


今日の銘柄は【5233 太平洋セメント】です。

週足

週足

現在が過去最高の安値を更新中
近い高値 1800円
近い安値 1500円
上昇MAX 2750円
大底    底なし

週足で底値圏ではあるが、オレンジに負けて下落。2000円が一旦の底になってよかった所で止まったものの上がり切れずに、逆に2000円がレジサポの転換になり負けている。
過去最高の安値の位置でここから売るのもやや怖いが、買えるような場面ではない。
緑は安値を割れたグレーゾーン中なので、2700円の青を売って緑の高値切り下げを狙うならわかりやすいが、その段階までは日足ではまだ相当な時間がかかるのでこのシナリオは使えない。

日足

日足

青と緑のクロスで一旦は下げ止まったものの、下げ止まりを否定されている。
赤は短期間に安値を決めてはいるが、前回緑の上で高値を付けているのに対し、今回は現状緑の下になりそう。緑を赤が割った後の緑タッチの陽線を取り敢えず売ってるも、下げが弱いので、ここで下げなければ一旦の売り枯れだと判断し、もう一度上がった先からの売り直しをしようと一旦手仕舞いをしている場面だと思うので、売るならここを入らなければならないが、ここから売って仮に上にいかれると、この玉が癌になりやすいので、売りは諦める。

建玉

練習結果

①余談1

前回の緑は青の上まで出ているので、今回も青の上に出ることは同等。紫を越えると強くなっているので、買うなら紫を越えて下げが弱かった時と決める。売りは青タッチからならばコストの管理が出来そう(紫上までコストをすぐに持ってこれる)なので、青タッチで売りエントリーをし、緑が青の下で高値を切り下げて位を下げるというシナリオを第一シナリオとして戦う予定。

②2-0

青タッチをしたので売り開始。緑の高値が切り下がった時点で下落局面が確定するので、早く緑を割る陰線が出て欲しい。大底圏なので、緑をスッと割らなければ一旦売りは手仕舞いをする予定。

③0-0

青タッチまでワンターンで到着していて、青と紫の距離が極端に狭い。オレンジまでの幅とかなり乖離がある状態なので、一旦手同値撤退。

④余談2

この赤を割るローソク足は下げのお条件が全て揃っている状態なので、下げるならここからスッと下げるはず。ここで下がらずに赤の上にローソク足が立てば売り枯れなので、前の高値までの買いをする。

⑤0-2

ちゃんと下げた。しかし、ここが過去最高の安値であることと、ここまでの下落に12本かかっており、緑の下げの角度が3波目にしてかなり緩い事から、横ばいになりやすいとみて安値割れを買ってみる。
緑の高値は青の上から青の下になって位を下げてはいるので、ここから更に大きな下落になるようなら、一度赤の上に陽線が出て、再度赤を割る陰線の下げ止まりのサインが出るまでは何もしないと決める。

⑥0-0

横ばいならば緑タッチまではスッと上げてよい所上げられなかったので、手仕舞い。
緑の下げの角度がかなり緩いので、売るにも旨みがない。実トレードならばわざわざ選ばなくてもよい場面。緑と青の交差まで待つかな。。。

⑦余談3

緑の局面判断で下落局面な事は確定しているが、緩い下落で下がらない。トレンドが出ると仮定するなら緑タッチのここから買いたいが、「下げが緩い」というだけで「上げ」の条件は何一つない。自分勝手にトレンドが出る方向に賭けるのは違うと思うので、再度横ばいと仮定し、1500円辺りを買いたい。ここから緑タッチの陽線で上がるようなら、紫を越えた後の押し目から入ると決める。

⑧0-2

⑦の時に買っておいても良かった模様。笑
しかし、予定通り紫を越えた後の紫上でとどまる押し目が来てくれたので買い。前回までは紫を越えられなかったのに今回越えたという事は強くなっている。ローソク足が緑の高値を越える位置にあるので、緑の高値越えスタートの上昇となるはず。

⑨0-3

全部の線の上で横ばってくれたおかげで緑が青を越えてきて、騙しの陽線のような形の陰線が2回出現したが下がらなかったので、順張りで最後の追加。オレンジまでの上昇を狙いたい。

⑩0-0

オレンジタッチで手仕舞い終了。

感想

過去最低の安値の更新、底がないので戦いにくかったが、緑の下げの角度がかなり役に立った。
底練りは長いので、現物で戦う人なら良いかもしれないが、資金効率を上げるならやはり起点を捕まえたい。今回は緑の下げの角度が3波目で緩くなった後の緑タッチの押し目がトレンド発生ポイントにたまたまなったが、これは自分本位な見方なので、ここで横ばいの戦い方を採用できたのは良かった。

長い底練りの売り枯れからの上昇は、オレンジがゴールとなり再度ダダ下げる事も多いので、オレンジタッチからはど転を狙いたい。

直近の悩みであった週足の活用方法
週足を日足と同様の見方でシナリオを立ててしてしまうと、時間軸が長すぎて日足で戦いにくく、自分の首を絞めるような状態になりやすかった問題点は、
週足の
• 近い高値
• 近い安値
• MAXの上昇の伸びしろ(天井)
• MAXの下落の伸びしろ(底)
を把握
しておき、それを日足のシナリオに組み込むという方法で週足の良い所だけを活用出来るようになった気がする。
この方法をしばらく続けてみようと思います。

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