株式投資は稼げる？

多くの人が株を始める理由として「楽して稼ぎたい」という思いがあるのではと思います。
スポーツや仕事などでは「努力をしないと報われない」と知っていて、努力を積み重ねる事が出来るのに、投資に対しては何の努力もなしに「億万長者とまではいかなくても貯金よりは増やせるだろう」などと考えて資金を投入する…
投資の世界もスポーツや仕事と同じです。ましてや株式市場は世界大会です。大した勉強もせずに株式市場に資金を投じることは、ルールを知っているだけのスポーツの世界大会に、世界中の猛者が集まる中「１点くらいならとれるかな？」と挑むのと同じです。
そんな状態で１点が取れると思いますか？

幸か不幸か、投資の世界ではビギナーズラックは存在してしまうので「簡単に儲かった」という実体験から勘違いをしていしまう人が多いのでしょう。
また、長期投資なら、運がよければ儲ける事も出来るかもしれません。
しかしチャートを見て取引をしようとしている人、小さな元手を大きくしたい人、短期間で利益を得たい人、投資を仕事として利益を得続けたい人なら、そうはいきません。
スポーツなどと同様に、技術を身に付け、それに伴いメンタルを強くしていく必要があります。

古臭い根性論などは嫌いですが、対価を得るには、やはりそれ相応の努力は必要であるという事です。

しかし朗報としては、株式投資の世界は、他のどの業界よりも圧倒的にお金の流通量が多いという事。
スポーツの世界で１億円以上の年収を得られるのは、功績をあげ知名度もあるほんの一握りの人であるのに対して、投資の世界では、スポーツでいうところの「全国大会出場経験あり」程度のレベルの人間でも１億円は稼げてしまうことではないでしょうか。

【年収】　サッカー　＞　相撲　＞　ボーリング　＞　ボクシング

というように、どの競技もプロとなり一線で活躍をするには同様の努力や苦労が必要であるのに対して、その対価として貰える報酬には雲泥の差があるのです。
株式投資に対して努力をする価値があるとは思いませんか？


では投資の世界で努力をして、その先にある「なりたい自分像」「投資の成功者」とはどんなものでしょうか？
私は「再現性のある投資で継続的に相場から利益を得続けられる人」だと思っています。

ポイントは継続的。
よく「投資の世界は約１～２年で９割の人が退場する」などと言われますが(ちょっと大げさですね、実際には２～３年で７割ほどでしょうか)、その退場者の中には億トレと呼ばれる方も含まれています。
投資で１億稼げればもう良い？いえ、人間とは欲深く、１億円儲けて勝ち逃げをした人はごく僅かで、その殆どはその１億円を失って退場しています。
運がよくたまたまが続く人は稀にいます。億トレが多く出現する相場もあります。しかし、その運の良さが１０年続く人、良い相場が１０年続くことは無いのです。

１０年後にも、トレーダーとして相場から利益を得続けられる技術を持つことが成功の形であると思っています。
お給料や年金を貰うように、日常生活の一部として取引を行い、月々１０万円、２０万円、１００万円の収入を得るための技術を身に付ける事、たった１回の大勝など何の意味もなく、何度も繰り返しコツコツ勝って損をコントロール出来る力です。

これからご紹介していく技術は、毎月平均５％以上の利益はほぼ得られています。５％といっても分かりずらいと思うので、例えば元手を５０万円として考えてみましょう。
５０万円の５％とは金額で言えば２５，０００円です。
それっぽっちと感じるかもしれませんが、増えた分を２か月目の元本に加えて再び５％増やして…これを繰り返すことで１年で資産は１．８倍。
１０年後には元手の５０万円は１億７４００万円になります。
当然この過程には相場によって浮き沈みもあるでしょうし、利益を元本に加算していく(複利を使う)にはメンタルも同時に鍛えなければ容易ではない為こんなに単純な計算にはなりませんが、再現性のある確実な技術を得て堅実に投資を行っていけば、１億円を稼ぐことは運任せでもなく、夢物語でもなく、明確な目標として目指せる未来なのです。

なんだか高額セミナーの勧誘文言のようなことを書いてしまってどうしてこんな話の流れになったのか気持ちが悪くなってきたのでまとめると、
「１年で１億円を稼ぐ！」とか、そんな本のタイトルのような技術を私は持っていませんし、むしろ万人が実行できるような完璧な手法など存在しないという事が分かったので、私は今培った技術の精度を着実に上げて、メンタルを共に鍛え、遂行していくことにしました。
いずれ、この技術を子供たちに伝えたいと思い、頭の中にある技術をここにアウトプットしていこうと思います。
ついでに、どなたかのお役に立てれば幸いです。