涼
まとめのまとめ
見た夢の記録
自分が凡庸で非才なことなんて、 ずっとずっと前から分かっていて、 だって別にかけっこだって速くなければ、 1番にテストを解き終える訳でもないし、 そこそこの数のAとそこそこの数のBをもらって、 成長したってそこそこの数の4とそこそこの数の5になっただけで、特になにも変わらなかった。 絵も、写真も、文章も、自分よりもずっとすごい人がたくさん、身近に、傍にいても、目の当たりにしても尚、諦めがつかなくて、諦めがつかない自分に陶酔したりなんかして、惨めって、言葉を、知らない方が幸せ
吐き気がすごい 目が回る 汗がでる 息が深く吸えないよー さっき飲んだ薬の副作用だと思う そうでなければちょっと不安だ 唐突な眠気に襲われている 瞬きをするたびに 後ろから波が くる から 小走りで逃げる 次の波で 逃げきれずにちょっと足が濡れた 次の波はもうだめかも 潮の干潮と眠りと呼吸と脈動は似ている 耳からドクドクって脈の音がする ちょっと休んで そしたら 海底の底に 足がつくかな
生を感じる時、 そこにはいつも湿度があること 祖父の骨を拾った時に鳴ったあの音は、 どうしようもなく乾いていたこと 別に気付かなくても よかったのに 冬がこわい 木枯らしに吹かれる 痩せ細ったあの並木のひとつが、 彼の後ろ姿みたいだったから 後部座席から見える 皺がこわい ほうれい線に溜まる ファンデーションの粉がこわい 老いて、乾いていくあなたのことが、 大好きだから 愛しているから こわいよ
こんにちは 涼といいます。よくXにいます! これまでは、文章一辺倒だった私のnote(それも読んでね😻高校生の時から書いているから!)ですが、 せっかく写真が好きなんだから、写真についても載せよ〜という軽めの気持ちで、撮れた好きな写真を載せつつ、一言添えつつ…みたいな記事も作れたらな、という感じの試みです。ゆる〜くね というわけで最近撮った、横浜を散歩したときのフィルムが存外良かったので、そこから! 🎞 SUPERIA PREMIUM 400 📸 Rollei35AFM
望まないから楽しくて 低い天井に、ジャンプしたらギリギリ手が届くのを喜んでいて、愚かだなーと思うし、幸せだなーと思う 持っている箱が小さいから、それが満たされるのもすぐで、いっぱいになった箱をみて、それで嬉しいなって思っている。 大きな空っぽの箱を持っていて不満げなアイツと、 どっちがいいのかな、なんて、考えたらおしまいな気がするから、目を逸らし続けていたら、まっすぐ見れなくなっちゃって、余所見ばかりが上手になった。 上を見るのがこわいよ。 だから、今日も足元に生えた花
信仰と従属はよく似ている 信じるように、祈るように、 従うように、 あなたのことが好きだったのかもしれない
水槽のなかで泳いでいた 死んだから浮かんだ きみの落とした涙が 身体にバウンドして 水面に落ちた それでもまた明日になれば、 きみは他人と笑うだろうから いいよ それならわざわざ死ななくたって はじめから死んでいたのと同じことだった
目が覚めたら、すりガラスの上に見える空が暗い青だった。時計を見たら4:30だった。24時間のうち最もクールな時間帯に起きちゃった。夜更かししないし早起きもしないから、この時間に、x畳の広い宇宙の中に自分の存在を自覚することは稀で、うれしくなる。 昨日から繰り越したアルコールでまだ胃がすこしだけあたたかい感じがして、頬にはほんのり火照りが残っていた。 日の入り前のこの時間と、一日雨が降った日の夕方は、ベッドのシーツがうっすら青いから、皺が波間みたいに見えて、海にぷかぷか浮いてる
きみがハートの形をしていると思っているそれは、ゴミ置き場に置いていかれる不用品をなぞった形をしていること、きみはなんにも知らなくていいよ、だからゴミ色のハートを送るよ、目を瞑ってね きみがほしいって、あそこにみえる星をキーホルダーにしてカメラにぶら下げたいって、そういうくらい真剣なくせして、それが下品な言葉で、片付けられちゃうのが悔しいな、悔しいのはそれが事実だからだよ、きみがすきだよ ふと目を向けたらそこにあるのはさざ波だけで、さざ波ってなんだっけ、くもりの日に、父親と
就活。面接。対面。くもり。 電車に乗る。何故か対面で選考がある日は今のところ100発100中で遅延や運転見合わせが起こる。なんでだろー 面接は始まってからは全く緊張しないタイプだが、始まるまではとても緊張するタイプである。 電車が来ないホームで焦る。うまくいくかな。 毎回思う。間に合わない、上手くいかない、こんなんじゃ、こんな私じゃ、って。お腹がぐるぐるする。人が多い。このなかで今お腹がぐるぐるしてるひとーって、なんつってー まあなにはともあれ無事に電車は到着し、会場に
春だー。あったかくて春だね。 開けっぱにした窓からゆるやかに入る風が、夜中に靴下を脱いだ足先をあたたかく冷やして、それで起きる。 鏡の前で髪を乾かす時にかいたあぐらに入り込んだ三角形の光をみた。 ライブハウスでバスドラムが心臓を内側から叩いていて、左手の中指にはめた銀色の指輪がオレンジ色とか青色とかになっていた。 冷えた缶ビールの結露をみて、太ももに落としたちいさくて、丸い水滴のことを想った。 ちぎれた雲のひとつひとつが手を繋いで囲ったベランダで、そういえば地球は丸いんだっ
幼稚園生の頃、朝礼みたいので読み聞かせされた聖書で、キリストが死んで神さまでも死ぬんだと思った、2年前おじいちゃんが死んで神さまでも死ぬんだと思った、神様でも死ぬんだから、死ぬって当たり前なはずなのになんで明日晴れますようにって、そんな感じで明日死ねますようにって願うことは許されないのかがずっと分からないままでいる、そんなこと思う度ごめんなさいって気持ちになって、でも何に謝るか分かっていない、 精一杯頑張ってくれた道徳教育にかな
なんかの周期で一日を眠ることに充てなければならない日があって、今日はそれで、本当に最悪な日。それを感じたから寝過ぎないようにと、昨夜リビングのソファで寝たら、10時間経っていた。起きようと思って起きて、気付いたら床に寝転んで2時間が経っていた。 やらなきゃいけないことがあるのに、全然眠りから覚めなくて、辛い。こういう時の眠りは気持ちいいものじゃなくて、まるで床に頭を押さえつけられていて、目を瞑るしかできることがないから、仕方なく眠る感じで、頭と瞼が鉛のように重い。 だから、
酔っ払うことが割と好きな方だよなと思う 境界線が曖昧になって、すべてがとろけて見える。 おじいちゃんから譲ってもらったあのレンズで見る世界に似ていてうれしくなる 朝になればすべて✕になることに、 酔っ払った真夜中には○がつく。 それも面白くて好き 天井の電気に入り込んだ羽虫がプラネタリウムみたいで綺麗だ あなたのえくぼに指を突っ込みたいな 窓から見えるあの白い月がいつの日か突然偽物になったら気付けるのかな 世の中のぜんぶが、私に振り向いたらめんどくさいが勝つのかな
寝れねー 特に書きたいこともないから、折角だし最近面白かったことを羅列しようかなサブ垢のストーリーと一緒に なんだか明るい文章を書くのが苦手だから、結構noteとかは暗くなっちゃうんだけど、意に反して実は結構オモシロ人生を送らされているし、意外とひょうきん者をさせられてる、何故?もっとスマートに生きたい やや多めなので時系列順にいくぞー ①地元の友達と飲んだ時、海上保安官になる友達が暑い…って言うから、脱げよって言ったら、いや俺のTシャツRESCUE DIVERってでっ
まだあった 誕生日はわかりやすい死へのカウントダウンではないのか。どうしたってそう考えて止まらない。最低だけど、大切な人が誕生日を迎える度堪らなく泣きそうになる。私は誕生日を祝えない。母親の、父親の、増えていく皺が嫌いだ。 好きは開示だなと思う お腹を見せるみたいに、手の内を明かすみたいに好きだよあなたが 喉と、胸と、みぞおちが、線で結ばれて、その上を太いクレヨンでぐりぐり塗られている感じがする。どうにか元気にならなくちゃ、と頑張って張ったお湯は、もうすべて下水に流れて