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いろいろな方にゲスト出演をお願いしてたらすごく豪華になったので6月~8月に全11回の「夏季講座」開催します。

こんにちはー!
おさかな小学校校長の鈴木(すーさん)です。
今日は、みなさんにお知らせがあります!

おさかな小学校は「おさかなを通じて日本を囲む海とのつながりを学ぼう」という目的で2021年4月にはじまりました。

3年目に突入し、授業の回数も通算100回を超えました。
そして、ありがたいことに、漁師さんや研究者など、それぞれの分野で活躍する方々に、ゲスト出演という形で応援していただけるようになりました。
本当に、本当に、ありがとうございます。

6月から8月の授業の準備のためにいろいろな方にゲスト出演をお願いしていたら、気づいたらめちゃくちゃ豪華な内容になってしまいました。

6月のサンゴの回は、奄美群島にある喜界島サンゴ礁科学研究所の駒越太郎先生、沖縄美ら海水族館のサンゴ礁担当・伊藝元さんに出演していただきます。さらに大昔のサンゴ礁が身近に使われているという話をするために日本各地の鍾乳洞や石灰鉱山を取材してきました。

7月のタコ・イカの回は、北海道で巨大タコをとる漁師の小笠原宏一さんにゲスト出演が決まっているほか、アオリイカを守るための活動をしている方に打診中です。生きているタコを観察したり、イカをさばいてみたりします。

8月の特別授業の1回目は、世界的に有名なダイオウイカ研究者・窪寺恒己先生にお話を伺います。2回目は、NHK「ダーウィンが来た!」などで活躍されている水中写真家の大方洋二さんにクマノミや海の生き物の魅力についてお話いただきます。3回目は8月末の予定で、現在調整中です。

8月の特別授業は、Peatixにて単発受講可能ですが、6~7月の授業は通年受講が前提となります。
ですが、これだけのゲストが来てくださるので、せっかくだからより多くの子どもに参加してもらいたい!!という思いで、全11回の授業を「夏季講座」としてまとめて参加できるようにしました。サンゴ・タコ・イカについて、海とわたしたちのつながりについて、楽しく学んでみませんか?

現時点で決まっているゲストのみなさまを紹介します。

喜界島サンゴ礁科学研究所

喜界島は、奄美大島から20㎞のところにある周囲48㎞の小さな島です。プレートの影響で年間2mmという驚異的なスピードで隆起し続けている喜界島は、全島がサンゴ礁でできており、「サンゴの島」として世界中の研究者たちから注目を浴びています。

「喜界島サンゴ礁科学研究所は、 国際的にも稀少な隆起サンゴ礁から成り立つ喜界島を拠点として海洋・地質に関る生物に関する調査・研究事業を行い 自然科学の発展と普及に寄与することを目的として2014年から活動をはじめました。」(ホームページより)

ゲスト出演していただく駒越太郎先生は、喜界島に常駐しながら、サンゴの骨格からわかる過去から現在までの気候の変化の研究や、教育活動などをされています。

毎年夏には「サンゴ礁サイエンスキャンプ」が開催されており、おさかな小学校の授業をきっかけに参加する子どもたちもいます。

喜界島サンゴ礁科学研究所は、古い校舎を利用したアットホームな雰囲気

沖縄美ら海水族館

説明は不要かと思いますが、圧倒的な知名度をほこる沖縄の水族館です。沖縄にはじめて旅行に行く人は、必ずここを訪れるのではないでしょうか?

さまざまなサンゴを大規模飼育している「サンゴの海」水槽は屋根がなく、沖縄の強烈な日差しを直接取り込む構造。沖縄美ら海水族館の目の前の海から絶えず新鮮な海水を供給し、約80種440群体の造礁サンゴを展示しています。

6月「サンゴ」の授業の2回目では、魚類課サンゴ礁展示係主任の伊藝元さんにサンゴ礁の魚や生き物たちについてお話を伺います。

タコ漁師・小笠原宏一さん

世界最大のイカはダイオウイカ。では、世界最大のタコは…?
7月2回目のゲストは、北海道苫前町で巨大タコをとる漁師の小笠原さんです。
タコの習性や、タコのとり方。水産資源を将来まで残すために取り組んでいることなどをお聞きします。

ダイオウイカ研究者 窪寺恒己先生

深海にすむ巨大イカ、ダイオウイカ。
子どもたちにも大人気の海の生き物です。
深海ではマッコウクジラとダイオウイカが戦っているなんて言われていますが、まだまだ分からないことだらけです。

そんな未知の生き物、ダイオウイカが深海で生きている姿を2012年に世界で初めて撮影し、一躍世界的に有名になった研究者の窪寺恒己先生が、なんと、おさかな小学校の夏の特別授業に来てくださいます!!

7月29日(土)の開催で、Peatixで単発受講もできます。
『ダイオウイカ、奇跡の遭遇』という字がたくさんの本と、『深海の怪物 ダイオウイカを追え!』という子ども向けの本を書かれているので、ぜひ予習をして、当日は窪寺先生にたくさんの質問をしてくださいね!

先日、窪寺先生と打ち合わせしました!

水中写真家 大方洋二さん

夏の特別授業の2回目は、水中写真家の大方洋二さんです。
お名前を聞いたことがなくても、NHK『ダーウィンが来た!』などで、下の写真、海のミステリーサークルを見たことがある人も多いのではないでしょうか?このミステリーサークルを作るフグ、アマミホシゾラフグを新種として発見したのが大方さんです。ほかにも、海底にすむコバンザメの取材など、『ダーウィンが来た!』の撮影で活躍されている大方さんは、1970年代から水中写真を撮影されている、いわばレジェンドなのですが、そんな方がおさかな小学校に来てくださるなんて!!

ゲスト出演は8月19日(土)で、Peatixからの単発受講もできます。

大方さんは、クマノミの写真集を何冊も出しているのですが、クマノミが大好きなんですって。イソギンチャクのなかに住んでいるクマノミですが、他にもいろいろ不思議な生態があります。今回は、そんなクマノミの魅力についてたっぷりとお話いただきます!ぜひいろいろ質問してみてください。

校長・すーさんもがんばります!

申し遅れましたが、校長のすーさんです。
漁師見習い、築地のセリ人、「海のエコラベル」のMSCジャパンのスタッフを経て、さらにその間に、東京寿司アカデミーで魚のさばきかたと寿司作りの基礎を学び、東大大学院で水産流通と水産資源について学び、2021年4月に満を持して「おさかな小学校」をはじめました。
20年にわたる水産業界での経験と知識、ネットワークに加え、小さい頃から工作大好きだったことを生かして自作のイラスト、工作、ぬいぐるみ、コマ撮りアニメ作りまでこなしつつ、子どもたちに海とおさかなの魅力についてたっぷりと伝えています。

去年は気仙沼の漁港で生きているタコを仕入れて観察しました!今年も活ダコ観察しましょう!
数億年前に生息していたサンゴが、わたしたちの身近に使われている!?石灰鉱山を取材しました


お申込み

お申し込みは、通年受講、3カ月間の夏季講座、特別授業のみの単発受講、という3種類の方法があります。

通年受講
1年間のコース。6月に入学すると、来年5月卒業となります。
月払いと年払いの2種類の支払い方法があります。

おさかな小学校 夏季講座 全11回 (6月-8月) サンゴ・タコ・イカを通じて海を知ろう!

特別授業① 窪寺恒己先生 ダイオウイカの話(単発)
日時:7月29日(土)9:00~9:45
Peatix: 準備中

特別授業② 大方洋二さん 海の中の世界〜クマノミに魅せられて (単発)
日時:8月19日(土)9:00~9:45
Peatix:準備中 

たくさんの子どもたちのご参加をお待ちしています!!


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