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#14 大阪で農業をする強みって??(大阪農業のSWOT)

「なぜわざわざ大阪で農業なのか。」と知人に言われることがあります。私自身、この大都市の大阪で農業をどのように広げていきたいのか、悩む時が多々あります。
そこで、まずは大阪の農業の良い点、難点を整理しようと思います。

そんな矢先に、マーケティングの講義でSWOT分析について学ぶことがあり、「大阪の農業を広く、「株式会社大阪農業」として考えてSWOT分析してみよう!」と思い立ったので書いてみます。
皆さんも、大阪の農業の魅力や懸念について、これをきっかけに少し想像してみてください。

大阪農業の強み


大阪農業の強み(S)

強みとしては
①人口が多いこと
②多様な販路が可能なこと
③都市と農地が近いこと
④多様な品目があること
が挙げられます。


特に、都心から30分で農空間に行けるアクセスの良さは他の地域にない1番の強みだと思います。


大阪農業の弱み


大阪農業の弱み(W)

やはり、
①単価が高いこと、物量が少なくスケールメリットが出しにくいこと
②栽培面積が小さく、宅地が周囲にあり大規模化が難しいこと
③地方に比べると、自治体等の農業系の予算が少ないことが挙げられます。


特に畑の集約が困難で、点在しているため、ドローンや無人走行機などのスマート農業機器が導入しにくい環境にあります。


大阪農業のチャンス



大阪農業のチャンス(O)

①万博
②農業への関心の高まり、就農希望者の増加、半農半X、援農など
③電車による輸送などの物流革命


なんといっても万博が大阪産(もん)の価値を知ってもらう大きなチャンスです。


大阪農業の脅威


大阪農業への脅威(T)

①自然災害、特に台風や温暖化
②他府県産や海外産との品質差の低下


特に輸送技術や保存技術の発展、またスマート農業の広がりで、大産地から美味しい農産物が安く入ってくることが想像されます。

まとめるとこんな感じです。


ここまでが、大阪の農業の強みをまとめてきましたが、この強みなどを活かして今後、どうすればもっと大阪の農業への関心が高まるか、生産額が高まるか考えてみます。


私自身、援農とか消費者と農家の繋がりに価値を感じているので、そこのアイデアが多くなっています(^-^;

農家や農空間について、まだまだ知らない人にその魅力をどうやって伝えるかが鍵かと考えています。

アイデア出しをしたので、次はその”魅力”って何かを考えてみようかな。


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