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映画「ポトフ 美食家と料理人」感想 料理の描写×音×料理作り
■料理の描写
とにかく料理の描写が素晴らしい。作る時の音が印象的であり、煮込む音、材料を切る音、肉を焼く音、クリームが動く音など様々な音が一体になって映像からにじみ出てくる。見ていて食べたくなるような作品だ。色んな食べ物が出てくるが、それを作る時の二人の料理人らしい美しさを感じることができる。料理というより芸術であり、美しさとそれを映し出す映像美があるからこそ観ているものを引き込むのだろう。素晴らしい。料理が一つの映像作品になる。二人の人間模様ではなく、あくまで料理が主役なのがこの映画の良いところだと言える。料理に対する料理人と映画を作るモノづくりの職人。その二つが見事に融合している。
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