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映画「レッドシューズ」感想 バレエ

バレエ

■憧れの姉の死により、バレエから遠ざかるサム。自堕落な生活で万引きまでするサム。そのサムがバレエ学校に戻り、再起するまで、さらにバレエコンサートを成功させるのが最高だ。やはり、ハッピーエンドはよく、ほぼ全員と分かり合い、笑い会えるのは非常によかった。バレエの経験はないが、凄まじい練習で本気のバレエを見たように思う。一見靭やかで美しいバレエなのだが、その裏では激しい特訓がある。どの業界でもそうだと思うが、練習あるのみだ。練習しないと上手くならないのはかなり共感した。超一流と一流を分けるもの、それは自分を表現できるかにあり、バレエの意味を理解し、表現できること。それが本作ではサラの師匠のハーロウが言っていたことだ。

■サムは一流ではなく、超一流であるからこその発言。バレエで超一流になれるのは本作ではサムだけというのが本作のスタンス。姉がいなくなってからは特にそうであり、バレイは彼女中心で動くことになる。バレイとは何か?サムの生き方、それはバレエであり、それなくしては彼女は語れない。師匠のハーロウが期待して、それに答えることになる。サムのバレエに対する考え方、未来が描かれている作品。

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