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映画「駒田蒸留所へようこそ」ウイスキーへの情熱と対立

○ウイスキーへの情熱と対立。ウイスキーへの考え方の違いから兄妹は対立する。失われたウイスキーの独楽を作りたいと思う駒田琉生と駒田蒸留所の存続のために大企業に買収される提案をする琉生の兄。どちらが正しいか分からない。劇中では和解するが中々難しいだろう。夢か仕事か。従業員がいる会社を経営するならどうすればいいのか。琉生の苦悩、しかし突然現れた記者の光太郎により変わっていく会社や家族。そーゆー人間ドラマが観れる物語だ。

○ウイスキーを作る人達の物語。ウイスキーを作るには家族や仲間の力が必要になる。中でもウイスキーを取材する光太郎が印象的だ。転職5回目で、何をするにもやる気がなく、ウイスキー取材で怒られる。しかし、取材するうちに記事のレビューが伸びたり、駒田蒸留所の状態を知ったり、ウイスキーへの想いを知るたびに変わっていく。人間、何が一つのことに徹底的に関わることで人生は変わるんだなと感じた。

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