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映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ヴァイオレット×未来への希望×複数回鑑賞

京アニの響けユーフォニアムが公開一ヶ月。同じ京アニの名作のヴァイオレットエヴァーガーデンを思い出す。完結編の劇場版では、ヴァイオレットがある孤島で代筆を生業にしていくのだが、それが切手になるほど有名になるのがいい。完結編らしく、ある少女のモノローグから始まるのだが、テレビシリーズで人気の回の続編とも言え、観ていた人は泣いたはずだ。あの回は、母親が自分が死んでからも手紙が娘に届くようにヴァイオレットに依頼する。劇場版では、その女の子の孫世代まで時代が進んでいる。

記憶に残っているのが、映画館で何度も観た人が多かったことだ。入場の行列に並んでいる時に、前後の人が何度観たかで盛り上がっていた。5回以上観た人もいて、名場面を力説していたので、本作は凄まじく心に刺さる人もいるらしい。わたしも3回映画館で観たので人のことは言えないが、とにかくヴァイオレットが報われるのが素晴らしい。本当に少佐を再開できて良かった。少佐も戦争でヴァイオレットや人々を傷つけたと思っているが、島の暮らしの中で心が回復していく。暗い話の中で、未来はしっかり平和になっていて、代筆は無くなっているが、ヴァイオレットの残した記憶はしっかり人々に刻まれている。

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