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映画「エブエブ」感想 マルチバースの世界 家族×アカデミー賞×マルチバース

アカデミー賞7部門受賞すごい!ニュースでも取り上げられていたから、評価されていますね。わたしは内容が哲学みたいだったので、中々に理解が難しかった。家族、夫と娘を、マルチバースという舞台装置を活かして理解していき和解していくというテーマでしょうか。夫とは離婚寸前で頼りないと思っていたのが、数多の世界を見た結果、一番そばにいてほしい人だったとわかりますし、娘とも、内面を見て、まさに体当たりで対話したことで、娘をも理解する。家族がテーマに見えますが、過程が複雑なので、マトリックス的な要素も感じたぐらいです。

俳優では、キー・ホイ・クァンがカッコ良かった。頼りない夫に違う世界の同一人物が憑依するシーンは印象的。ジャッキー・チェンをイメージするカンフーでした。ウエストポーチ?的なバッグで、相手をなぎ倒すのは、ジャッキー映画でもありそう。今回の受賞で、カンフー映画作られるかもしれません。

マルチバースは扱いが難しいですが、家族の問題と閉じた世界で使うのが正解かもしれません。他の自分とか出すと、世界が増えるたびに理解が難しくなります。その数だけ考え方がふえるわけなんで。中々に扱いが難しい、マルチバースです。

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