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映画「ブラックデーモン」海上油田!家族とサメの激闘バトル 隠された真実が!

真っ当なサメ映画だった。サメによりある場所に閉じ込められた登場人物が機転で事態に対処するといった具合だ。今回は海上油田が舞台で、陸上から孤立した場所になっている。この油田というのがミソであり、脱出が困難で、危機的状況でサメと戦う必要がある。限られたモノで、戦いと脱出を両立しないといけない。今回は登場人物の責任が重く、感情移入があっちにいったりしていて、しんどかった。サメは海洋汚染により突然変異した節があり、主人公で父親である油田の社員が原因に見えた。誰が生き残るか分からなかったが、要所で伏線があり、観た後に納得みたいな感じはした。


観た後に思ったが、ステイサム案件だろう。父親は会社にはめられて、海洋汚染している油田の責任者にされて、地元住民から恨まれるわ、爆弾で油田ごと爆破されそうになるわとかなり酷い扱いだった。黒幕は利益最優先の油田の会社であり、そもそも爆弾設置したのは、会社に雇われた二人組みたいだし。続編あるなら、父から託された海洋汚染の証拠と残された家族のために、ステイサムが戦うみたいな展開も考えられる。父親の犠牲で何とか脱出できたが、家族は証拠隠滅のために色々あるだろう。彼らを守りながら、会社と戦うのがステイサムというわけだ。

それにしても、父親が会社にとっては使い捨ての人材で可愛そうだった。海洋汚染の資料を改ざんしないと、おそらく首でしかもかわりの人員はいるからみたいなこと言われたそうで。しかも、結婚目前というのもなあ。結婚したら、転勤させられる話を思い出した。会社にとっては、絞るだけしぼって、海洋汚染お構いなし、最後は爆破とかめちゃくちゃだ。まあ、自然の復讐として、突然変異のサメが出てくるが、父親が犠牲になるように仕掛けられていて、父親の人生はなんだったのかとなる。

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