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映画『ブルーピリオド』感想@満たされない自分から東京藝術大学へ

■満たされない自分から東京藝術大学へ

・八虎がどこか満たされない毎日を送っていた時に森先輩に出会い、青い渋谷を描く。そこから物語が始まる。

・明け方の渋谷をよく表現していて、映画館で観た時に青い!と思った。あーゆー青があるのかと。

・途中からは東京藝術大学入学を目指し八虎は絵を描き続ける。絵の本質を見抜くために努力するのが印象的。

・東京藝術大学入学のために予備校のようなものがあるのは知らなかった。倍率が高く、模範解答がない試験の中で、段々と教室の人数が減るのは試験の恐ろしさを感じた。最終的に3人になるとは。

・油絵が八虎のテーマ。油絵だけではなくて、日本絵もあり、個性が問われる狭き門。東京藝術大学への入学の厳しさが描かれている。わたしはよく知らなかったが、非常に難しい大学であり、まさにその人の芸術が問われる。

・色んな人が出てくるが、八虎に影響を与えた森先輩のインパクトか大きい。天使、祈り。絵の本質があった。


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