映画「グリッドマンユニバース」主人公に必要なのはヒーロー性か
●裕太のヒーロー性が強く、心配なる。六花さんも少しは迷うよというぐらいだ。自分の身体を考えないで酷使して戦おうとするし、一致何が彼をそこまでさせるのか。テレビシリーズでは中身がグリッドマンだったからヒーロー性が高いのは分かる。しかし、裕太本人がヒーロー性が高いのはすごく疑問たが、まさしく主人公なので納得はできる。本作はこの裕太のヒーロー性により救われる展開が多いのでまさしく主人公である。
○グリッドマンとダイナゼノンが活躍する。観る前はグリッドマンの伏線回収かと思ったら、ダイナゼノンの伏線まで回収するわ、新しいグリッドマンユニバースという設定は出すわ、今までの外伝もユニバースに含めるわでめちゃくちゃお腹一杯になる作品だった。グリッドマンは言わずもなが、ダイナゼノンの別れをしっかり表現するのは恐れ入った。ダイナゼノンは終盤まで中々に盛り上がらなかった印象があるから、ガウマ関連がすべて回収されて新世紀中学生としてのレックスの物語が始まる。かなり感動したし、こーゆーお祭り映画は細けえことはいいんだよ!的に観ればいいと思いきやの細かい設定回収、追加は素晴らしかった。なんで観ても盛り上がるし、アクション、ホラー要素もあって、グリッドマンの幅が広がった。
○ヒーロー好きなら絶対観るべき。グリッドマンとダイナゼノンの合作というか合流する作品なのだけど、2つの残された伏線をほぼすべて消化して、バトル盛り盛りな作品になっている。グリッドマンユニバースの真実、二人の主人公のその後、大円団なエンディングなど素晴らしい作品になっている。
★グリッドマン好きなら、絶対に観るべき作品です。何と言っても、グリッドマンのアクションが映画ならではの表現で最高でした。グリッドマンのアニメを観てきたわたしとしては大満足です。かなり楽しく観れて、後悔しないこと間違いなしです。予想していたものよりも、何十倍も満足できました。やっぱりいいなあと。今年で30周年らしいのですが、まさか特撮版からここまで来るとは。去年はシン・ウルトラマンで、今年はグリッドマン・ユニバース。円谷作品はまだまだ見応えがあります。シン・仮面ライダーを観た翌週にこんな作品がくるとは、頭の情報処理が追いつきません。
★前情報って大事だなあと思いつつも、TVシリーズを見ているだけでも十分に楽しめます。何か、パンフレットが完売していて、予想以上の反響なのかなと。大きなシアターが割り当てられていないけど、かなり人が多かったですね。老若男女様々な世代もいてびっくりしました。意外に見ている人達が多いのかもしれませんね。グッズは案外少なかったけど、ネタバレ満載になるから少ないのかな?二週間たったら、登場人物のポストカードとかクリアファイルが欲しくなります。鬼滅の刃とかSLAM DUNKとかそんな売り方だったように思いますから。
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