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映画「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」ミッションテープ×ワクワク感×次のミッションは?

■夏休みだから、特殊CMがあって中々に良かったが、ライバル映画が多い中、頑張っている。最初の潜水艦からのいつものイーサン登場はシンプルだからこそいい。あの数秒後にこの音声は消滅する云々はスパイ映画らしくワクワクするが、今回は割と安全そうなところで聞いていた。宅配からのイーサン登場相変わらず、トム・クルーズはかっこいい。ミッションインポッシブルの楽しみは、あのミッション説明だと思っている。ほぼ間違いなくミッションは失敗するのだけど、そこからの盛り上がりがいい。毎回何かしらトラブルがあるのはお決まり。今回はどんなミッション何だろう?と想像して、それが覆されるのが良い。キトリッジのミッション説明は緊迫感があるのだけど、ああミッションインポッシブルが始まったなあと思わせるのに最高のアイテムであり、ギミックだ。ただ今の時代だと、テープはともかく写真とか復元できそうなのだけどどうだろう?今回の敵はAIだからキトリッジ側で情報漏洩があるかもしれないし。

■映画館だとミッションインポッシブルの吹き替えCMが公開されていた。人を呼べる夏休みだからこそ、いろんな作品が公開されている。ミッションインポッシブルもアクション重視で面白い。

■二回観たが、最後のナレーションはキトリッジかと思わせて、潜水艦のAIかも。今回の敵AIが幸運を祈るとは言わない気がするし、流れ的にそうかなと。
■キトリッジがマジでいい役割で登場していて、一作目を思い出すと何だか感慨深い。吹き替えで観ていたから、映画も吹き替えで観た。
■黒幕と思わせてのキトリッジ。実はイーサンがいなかったら勝者になってたね。あの敵か味方か分らないの立ち位置はミッションインポッシブルっぽくて好きだ。
■個人的には、情報部の幹部が会議しているシーンが最高だった。スパイ映画みたいでドキドキした。キトリッジがいきなり出てきたし、あのキトリッジの部下が味方か分らないから。それにしても、あのマスクチート過ぎる。顔認証突破するし、見た目に違和感がないのがすごい。まあ、ハッカーキングがいれば何でもできそうだけど。
■イーサンがイケメンすぎて、やっぱトム・クルーズは最高だ。今回はアクションが満載だから観ていて退屈しない。最初はスパイ映画でハラハラ、中盤からはアクション映画でドキドキに変わる。一つの映画で何度も楽しめるのはとてもいい。まさにミッションインポッシブル
■わたしとしては最高傑作。イーサンのアクションが素晴らしい。イーサンがスパイをしていたのは中盤までだが、そこからはヒーローになっている。広告にあった、崖からのバイクシーンはストーリー的に必須だった。
■今回はチート顔面複製マスクやハッキングがある事情で制限されるのだが、それが終盤のアクションに繋がっていく。
■今回のイーサン、所々冷静さを失うから結構意外だった。まあ、因縁のガブリエルがいるから仕方ないな。
■アクションが素晴らしい。カーアクション、列車でのアクション、バイクアクションなど見どころが多すぎる。何というか、今までの集大成を感じる作品になっていた。というか進化している。
■ハラハラしたのは、キトリッジ達情報部の幹部が集結して、AIの話をしているシーン。キトリッジの部下がキトリッジ達の後ろに絶っていて、敵か味方か分らないので、いきなり戦闘が始まるのではとドキドキした。実際に情報部でもAIを止める手段を持っていなかったので、AIにコントロールされた人間と思ったのだ。実はそれはイーサンなのだが、あれが演出だとしたらすごい。スパイ映画らしい場面で素晴らしい。今回の概要を会議していて、視聴者とイーサンどちらにも情報を渡す意味を果たしている。
■アクションでもやはり列車でのシーンが印象的だ。ヒロインのグレースとある人物のハラハラする情報戦が素晴らしい。スマホのシーンはドキドキした。ある意味でテストにもなっていて、イーサンの言葉通りに物語が進むのだがグレースの選択が次回作につながるのだろう。
■因みに本作は前後編または三部作になっている。タイトルにPARTONEと書かれているので分かると思うが、鑑賞する人によっては怒るかもしれない。最近こーゆー作品が多い。ワイルド・スピード、スパイダーマン・バーズがその代表だろう。前後編で視聴者を釘付けにしたいのだろうが、観る人にとっては気分が良くないだろう。何十年後みたいな話ならいいが、明確にストーリー的にすぐ後の作品ならすぐ見せろと思うからだ。まあ、タイトルに書いてあるから気づかないといけないとは思うが。
■キトリッジ復活は良かった。一作目の因縁の相手なので、シリーズを知っているといろんな想いが駆け巡るからだ。吹き替えでみたが、一作目も吹き替えだったから懐かしく思えた。あの独特の話し方とイーサンの敵か味方か分らない性格は黒幕みたいだが、意外に嫌いになれないから不思議だ。


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