映画感想「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」臨場感×ゴミ捨て場の×ライバル関係
臨場感
アニメはしっかり観たことがなかったが、中々に面白かった。臨場感があるし、映画館ならではの音響もある。「烏野高校VS音駒高校」を映画化ということで、人気のエピソード。ライバルが一緒に練習する仲というのはワクワクする。バレーボール、ネット、ボールを受ける音が背景として物語に突き刺さっているのがいい。
ゴミ捨て場の
なぜゴミ捨て場なのか。カラスとネコだったが、ゴミ捨て場とは思えなかった。てっきり才能がなかったりしたキャラ達がゴミ捨て場から這い上がって勝つようなストーリーを期待していたので、そーゆー意味かぁと良い意味で裏切られた。汚いイメージがゴミ捨て場にはあるが、本作ではそれはなく寧ろ状況に抗う場所になっている。
ライバル関係
日向と研磨。ライバルだけど仲が良く、特に研磨はバレーが少し好きから大好きに変わるのがすごく良かった。人気があるのが分かるし、仲良しだからこそ戦う姿はカッコいい。日向が研磨に悔しがらせたいというシーンはすごく主人公。ライバルにも魅力があるし、主人公にももちろん魅力がある。お互いに突出したものはないが、自分だけの武器を磨いて戦う姿が素晴らしい。社会人になると、経済力や勤め先などが重要だが、純粋に実力勝負を手掛ける高校スポーツは面白い。
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