3分で読める「トップガン・マーヴェリック」映画感想
トム・クルーズ
年齢を経ても、トム・クルーズはカッコいい。さらに魅力的にすらなっている。荒々しさがなくなり、渋みが増している。
バイクと戦闘機の映像が見事。臨場感があり、さすがの一言。特に戦闘機はカメラがブレなく、まるで目の前で操縦しているようだった。
物語上で昔の仲間、前作の面々と再開するのが最高。アイスのシーンは前作を知らなくても感動する。なんとも言えない空気感がよい。
トムの教え子
やっぱり、跳ねっ返りが物語を魅力的にする。最初はマーヴェリックを馬鹿にしても実力で黙らされるのは王道的だ。
友の息子。マーヴェリックの対応がよいのか悪いのか。実戦で絆が深まる。この辺も王道である。
ラストの展開。絶望的状況からの逆転。パイロットがあれだけ生意気だった教え子なのもいい。これも王道で思わず声が漏れる。
戦闘機の戦闘
トップガンの全てがここにあり。空戦こそ、映画の魅力。4Kで撮影されたとか。臨場感があり、感動する。
実際に起こるであろう、Gによる気絶やバードストライクが描写されていた。こだわりを感じずにはいられない。空での怖さを感じた。
F-14で最新鋭の戦闘機を落とすのがヤバすぎた。ここは、まさにトムのための戦闘シーンといえる。
全てを魅了する
マーヴェリックを認めていなかった上官や部下も全員彼を認めてしまった。性格だけでなく、確かな腕があってこそだ。
映画の観客も魅了されてしまった。ストーリー、戦闘の構成は見事。ラストの晴やかさは映画ならではだ。
映画の登場人物やリアルな観客まで感動させる。トップガンの続編は全員を魅了するために制作されたのかもしれない。
見ている人はきっと存在する
マーヴェリックを推薦したのはアイスマン。かつての上官が今でも実力をかっている。応えるマーヴェリックも、推薦するアイスマンも漢だ。
リアルでもきっと存在するはずだ。ただ、気づかないかもしれない。
自分の能力を信頼してくれている人は希少だ。そのために努力だけでなくてコミュニケーションも重要だ。意外に友達の中にいるから、とても不思議だ。心が折れかかっているときには特に。
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