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映画「アーガイル」感想 スパイ映画といえば?
スパイ映画
■劇中のスパイ映画を実際のストーリーに組み込んだ方が面白そうとは思った。二重スパイの主人公設定よりもスパイ映画の主人公みたいな存在がほしかった。前半のスパイ映画の見本みたいなハラハラする展開が面白かっただけに、後半のギャグみたいなオチは少しテンションが落ちた。最初はギャグで後半スパイ映画なら良かったのにと感じてしまう。劇中劇の角刈りのアーガイルがすごくカッコよく、あのストーリーを観てみたい。
父親がラスボス
■中盤に実はラスボスが主人公の父親だったという衝撃の展開でかなりワクワクしたのだが、実は洗脳されて赤の他人を父親と思わされているだけだった。正直かなりがっかりしてしまった。ラスボスが父親とかまさにスパイ映画らしく、組織のボスが父親とか、師匠が父親とかに通ずるものがある。家では優しい父親が実は悪の組織のボスとかヒーローものみたいだ。なぜ、その方向でいかなかったのか?
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