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映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』感想@ ロングラン×平次には謎解き×興行収入100億円当たり前に

■ロングラン×平次には謎解き×興行収入100億円当たり前に


・ある映画を観た後に、コナンの映画がまだ上映しているのに驚いた。春公開だったはずだが今は梅雨。ロングランでかなり人気なんだなあと。ファミリー向けでもあり、大人向けでもある。

・コナンの映画は割と最近に映画館で観るようになったが、すごい人だった。GWの隙間にいかないと観れないぐらい。いつの間にかドル箱コンテンツになって、興行収入も100億円を超えている。継続は力なりか。

・コナンは長いなあと思っていたが、1990年代開始だからそりゃ長い。突き詰めればあの長い時間の中で、コナン世界では一年も経っていないのでは?コナン達が進級しないので。

・今回は平次だけではなくて、キッドもいたから面白かった部分はある。平次だけだと終わらない恋愛劇があって、中々に厳しいから。平次はやはり謎解きしている時が一番輝く。剣道強いし。

・黒の組織が絡まない割に、被害が大きくてびっくりする。あの世界はかなり危ない。コナンも蘭姉ちゃんも京極さんも人間とは思えない身体能力だから、敵対するにはかなりの力量がないとダメということか。

■今年の興行収入×謎解きメイン×変装の甘いキッド

・去年の興行収入を越えたみたいだが、今回は平次と和葉の恋愛要素が少なくて、コナン、平次、キッドの謎解きがメインだったからだろう。そもそも、平次と和葉が映画で結ばれると、それは原作再現をしないと駄目で、オリジナルストーリーの映画ですると色々とまずい。原作と展開分けるならありだと思うが。

・謎解きが面白かった。刀を集めるごとに謎が増えていくが、暗号も出てきたりして、ミステリー感満載だった。こーゆーコナン久しぶりな気がした。アクションが多めの最近のコナン映画で謎解きにかじを切った作風には大満足。ラストまで昔の秘密兵器が明かされなかったので、色々と考えることができた。

・怪盗キッドの変装が今回かなり甘い。明らかにキッドと分かるキャラで、特に平次のライバルに変装した時は違和感がすごかった。平次のライバルだが、一般人でなぜ警察署に簡単に入れるのかと。父親が関わっていたから変装手加減したのかと。いつかの探偵集合の小五郎に化けた時のクールさはどこに行ったのか?


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