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映画「劇場版 ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」感想 レースの描写xウマ娘の宿命xウマ娘の走る理由

◯レースの描写が素晴らしかった。映画の音響を最大限に利用していて臨場感が抜群。特に日本ダービーとジャパンカップのレベルが高く、ダービーはポッケとダンツのラストスパートで燃えましたし、ジャパンカップはポッケが壁を超えた走りをした時に凄まじい臨場感。映画で観るウマ娘のレースは一味違うなと実感します。テレビやスマホでも楽しめますが、音響はどうしても映画館には劣りますし。ポッケが主人公ですが、タキオンやタンツにも見せ場があって群像劇の雰囲気があります。彼女達もレースを離れれば同級生で友達ですし、レース中のギャップのインパクトがありました。ウマ娘は戦う宿命がありますが、彼女達には彼女なりの走る理由があって、それがレースで発露していきます。ポッケの走る理由、それが物語でどんどん変わっていって、ラストに繋がる展開が印象的です。ウマ娘達が映画館で躍動する姿に感動しますし、手に汗握る展開に思わず応援してしまいます。


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