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アニメ劇場版「推しの子」感想 アイドルは虚構なのかの物語

★医者が主人公かと思ったら、まさかの。
★医者が死んだのは、転生のためか。何かすごい展開。
★推しのアイドルが、妊娠して病院にくるのはどんな気持ちなのか。主人公が産婦人科医なのは設定なんだけど、変なリアル感があり怖い。
★アイは変な子だと思うのだけど、過去が思い。最初は、事務所の社長が犯人かと思いました、ごめんなさい。
★かぐや様と同じ作者だけど、全然作風違うなあ。こっちはラブコメよりも、リアルなアイドルか。
★アイドルって嘘ばっかりみたいなこといっていたけ
★推しのアイドルが患者になると気持ちが動転する。
★アイが子供を愛せないのは過去の呪縛があるからか。
★苺プロの社長は胆力がある。
★アイが社長に出会ったのは運命みたいだ。そこから、子供が生まれるまである。
★アイは可愛いし、それを利用してアイドルとしてのし上がっていく。アイドルには嘘が重要で、嘘をつくからこそ、真実味が出てくる。
★アイの名前はアイドルから来ているのか。
★アクアとルビーの名前は、キラキラネームに聞こえるが、虚構の名前としてはインパクトがあり、覚えやすい。
★虚構の世界のアイドルだからこそ、嘘がばれた時の反動が大きい。ファンからしたら現実に引き戻されてしまうから。
★医者の知識があるアクアは結構強いのでは?人生2回目で、医学部も目指せる。ただし、目的があるから別の道に進みそうではある。
★赤ちゃんで大人の知識があると、めちゃめちゃキツイ。体は自由に動かないし、言葉も話すわけにはいかないしで。ある意味では異世界転生だけど、知識だけある状態だから、親に守ってもらわないといけない。異世界転生だと、魔法ならスキルやらで乗り切れるが、現実にそーゆー能力はないから、赤ちゃんで転生するのはリスクがある。本作では、アイがアイドルであり、徐々に社会的に地位が上がっていくから、危険性は少ない。
★かぐや様とは、まったく違うストーリー展開になっている。ただ、本質は同じに感じた。確かにアイドルの子供達が、母と同じ業界に進み、その中で芸能界の表も裏も知るみたいな話だが、かぐや様は会長とかぐやの告白に関するドタバタ、推しの子は、アイドルの子供達のアイドルに到達するためのドタバタ。どちらも目的が明確でゴールが見えているのが分かりやすい。さらに、裏のゴールとして、隠された目的があることも見逃せない。まあ、推しの子はかなりダイレクトな描写があるためにみる読む人、見る人を選ぶとは思うが。
★アイドルは虚構というが、だからこそ、熱狂する。嘘まみれの世界と本作は言うが、それに救われることもある。ファンになるのはそーゆーものだと思う。みんな虚構、理想があり、アイドルを見るたびにそれが具現化されていく。見るほうは簡単だが、演じるのは至難の技である。嘘をつき続けると何が現実で、何が嘘かがわからなくなるのは想像でき、アイもそれに苦しみ、子供に愛してると言う言葉が言えずに悩むことになる。嘘とは何か、嘘を言えばどうなるのか。アイドルは虚構だからこそ、嘘の境界線がわからなくなる。

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