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【CES2023】 Eureka Park ①出展準備レポート


ラスベガスの夜景

CESは毎年年始にネバダ州 ラスベガスで開催される大きな技術展示会です。

大阪ヒートクールのメンバー

CESは、会場がいくつか分かれており、中でもスタートアップ向けのEureka Parkが大変盛況であり、大阪ヒートクールも2023年に出展しましたので、備忘録として少し情報まとめておきます。

CESの会場マップ

出展目的

それぞれの事業ステージによって異なるかと思いますが、

  • 海外市場への足掛かり

  • 市場調査

  • 国内メディアへのアピール

  • カジノで遊びたい

などなどかと思われます。他の理由で行く方いたら追記したいので教えてください。

必要経費

出展費

準備前のブース
  • 高いと噂されてますが、Eureka ParkならばStandardで$1,100Upgradeで$2,650です。

  • StandardとUpgradeの違いは電源タップとwifiとかです。

  • ただし、上記料金に展示graphicは含まれません。graphicは専門業者がいてくれて、壁一面あたり$1,000-2,000でした。

  • グラフィックは手作業でつくりましたが、床のマットは頼む価値あります。頼まないとコンクリむき出しの床に4日間立ち続ける羽目になります。

渡航費

ハリーリード国際空港(ラスベガス)
  • 年末年始で少し高く、日本から行く際はハワイアン航空最安で往復25万くらい

  • JALやANAだと往復70万くらいになったりします。

  • 早めにとれるのであればzip airが西海岸まで直通で、おすすめです。

ホテル代

今回使用したホテル「フラミンゴ出張費」
  • CES期間中は大変高額になり、$300近くになります。

  • それ以外の時は$50くらいなので、CES料金であり、少し悲しい気持ちになります。

CES期間中のラスベガス中心のホテルの価格

CESへの参加申し込み方法

国内のstartupが申し込むなら、以下の選択肢でしょう。

①JETROから支援を受ける

メリット: 集客力が高い

  • 出展費用が無料。

  • 展示スタイルを考えなくて良い

デメリット:決定時期が遅い…

決定時期が遅く、落ちてからだとイノベーションアワードなどの申し込みに間に合わない。しかし、これは何れにせよ同じです。

② CTAに直接申し込む

メリット:展示スタイルを自由に決められる。

展示品を自由にカスタマイズする事が可能です。
  • pitchエントリーなど、ctaからの案内が直接届く。

  • 今後自社で出す際のノウハウが貯まる。

デメリット:出展費用がかかる。(旅費に比べたら微々たるもの)

  • 集客や発信については自社の能力に依存する。

  • 採択通知はJETROよりさらに遅い。(11月下旬)

  • 出展社用のサイトが極めて分かりにくい。。。
    OHCは、JETROの支援に落選してから準備を始めたので、かなり色々と出遅れました。よく考えたら落選通知を受け取る前に申し込んでおけばよかったのですが、CTA本体に申し込むという発想が抜けていたのが悔やまれます。

次回リベンジしたいもの

innovation award

4月から募集開始で、8月くらいに締め切り

unveiled

JETRO経由では案内がありそう。自分で申し込む方法は不明。

CTA match

投資家とのマッチングイベント。参加にはCTA会員になることが必要。  会員費は$500くらいだけど、米国にオフィスが必要で今回は申し込みましたが断られました。

CTA Foundation Pitch Contest

startupピッチイベント。賞金のほか色々メリットありそう。申し込んだものの落選。  

準備項目

製品・展示パネル・メンバー事前登録・Tシャツ・シール・シフト・メディア向けリリースの詳細は帰国後に再度まとめます!乞うご期待。


ライター:伊庭野 健造

大阪ヒートクール株式会社 代表取締役
大阪府箕面市船場東2丁目5番47号COM3号館4-2号室
Twitter: https://twitter.com/kibano
Instagram: https://www.instagram.com/kenzoibano/
LinkedIn: https://www.linkedin.com/in/kenzo-ibano-91a25427/

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