見出し画像

おうちで働く私(ストックイラストレーター)の悲喜こもごも。

Google画像検索したことがありますか?

ストックイラストレーターをしていて気になるのは。
自分のイラストがどんな風に使われているのだろう、ということ。

ストックフォトサイトで「どの画像が売れたのか」は分かりますが。
「誰が何の目的で購入したのか」は分かりません。

なので、たまにGoogle画像検索をします。
自分のイラストがどこかで使われているのを見つけられたらいいなーと思いつつ。

ストックイラストレーターをし始めた頃。
画像検索してもちっともヒットせず。

しばらくして。
初めて自分のイラストが使われているのを発見!
それは忘れもしない”敬老の日のロゴイラスト”。
ECモールで、敬老の日のプレゼントに添えるカードとして使用されていました。
わぁ、ホントに使ってもらえてる!(当たり前だけど)と嬉しかったです。

外出先で自分のイラストと出会いびっくりしたことも。
コンビニATMで出金しようと思ったら、某銀行の広告バナーに使われていたり。
本屋さんで本の表紙のデザインに使われてるのを見つけたり。
地元のコロナ関係のロゴマークになっていたり。

びっくりするとともに、とても嬉しい。
ここにいたのね、と巣立っていった子供に会ったような気分。
どんな風に使われているのかを知れば、次のイラスト素材を描く時の参考にもなります。

おうちで仕事をしていると。
どうしてもオンオフの切り替えが難しく、だらけちゃう時があるけれど。
それを打破するには。
いかにしてモチベーションを上げることかな、と思う今日この頃。

私の場合は、自分の仕事の結果(使用されたイラスト)を見ることです。
こうやって使っていただいているのだから頑張ろう!
と気持ちが引き締まります。

そんな中。
最近、ふと画像検索してみたら。
ウォーターマーク(透かし)入り画像の不正利用を十数件見つけました。

ストックフォトサイトの販売素材には、各ストックフォト会社の半透明のロゴマークが入っています。
それがウォーターマーク(透かし)。
無断使用や不正使用の防止と著作権保護のために入っています。
購入するとウォーターマーク無しの素材を使用できるようになります。

時々、ネット上でウォーターマークが入ったままのイラストや写真を見かけることがありました。
街中のお店のメニューやチラシで見かけたことも。

いざ、自分のイラストの不正使用を見つけてしまった今回。
どうしたものかな、と思いました。

それらは。
会社やお店などのホームページ、スタッフの営業ブログ。
商品の販売告知Twitter、個人のアフィリエイトブログなど。

購入後のイラストがお役に立てていたのなら、とても嬉しかったのですが。
ん?
いや、待てよ。もしかして。
それが不正使用だなんて知らないとか。

ウォーターマーク(透かし)入りのイラストや写真の使用は不正使用ですよー!

いや、もしかして。
ホントは不正使用と分かってるけど、バレなきゃ大丈夫と思ってるとか。
うーむ。

と、想像してても仕方ないので各ストックサイトへ連絡することに。
ウォーターマークはPIXTAとフォトライブラリーと123RFのものでした。

PIXTAは不正使用報告フォームがあるのでそちらを利用。
フォトライブラリーと123RFにはメールを。
すると、各社から1週間以内にお返事あり。

PIXTAは、画像の削除と購入後の差し替えお願い済みとのこと。
フォトライブラリーは、連絡しますが権利を持つご本人様からも連絡をとのこと。
123RFは対応させていただきますとのこと。

その後、不正利用画像が削除されました。
全部ではなく半分ぐらいのサイトからですが。
各社とも対応していただけて良かったです。

おうちで気持ちよく働くために。
自分の仕事(イラスト)を守る方法を知ること。
それもとても大切だな、と思いました。

画像1



この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?