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製薬業界の就活をおえて

はじめまして!
私は地方国公立大学の薬学部修士課程で21卒として就職活動を行いました。製薬会社を中心にCROや食品など幅広く選考をうけました。その過程や経験から得たことやアドバイスを記そうと考えています。これから就活を考えている方、製薬業界に興味のある方はぜひご覧ください。
(あくまで私個人の考えですので参考程度に見ていただければと思います。)


1. 私が受けてきた会社

私は製薬企業(大手から中小企業まで)、食品、化粧品、CROを各社など多くの会社にエントリーしました。特に、製薬企業の研究職を第一志望に考え、製薬企業の研究職を中心に受けてきました。今後の記事で自分なりの企業研究やエントリーシートのポイントを書いていこうと思うので、ぜひ参考にしてください。
(※最初は製薬中心に書いていきたいと思います。)

【参考】エントリーし、エントリーシート通過した企業
アステラス製薬、第一三共、中外製薬、大塚製薬、大日本住友製薬、エーザイ、協和キリン、大正製薬など


2. 製薬企業研究

企業研究ははじめは幅広く見てみるのがいいと思います。会社の良いところは、他社との違いを把握しておくことで分かるので、「なぜこの会社を志望するのか」しっかり自分で納得することができると思います。
私は以下の「PharmaValue」「AnswersNews」を参考にさせていただき、企業研究を行いました。PharmaValueは決算ごとに各製薬会社の業績やパイプラインをアップデートしており、非常に参考になりました。AnswersNewsは毎日、製薬業界で話題になっていることや各社のニュースリリースを記事にしてくれます。有料の日刊薬業を購読することなく、製薬のニュースをおさえることができます。どちらも非常に有益な情報が得られるサイトなので、ぜひ一度見てみてください!


3. 製薬業界について

近年、製薬業界は厳しくなっていくと考えられており、今後の見通しは明るいとはいえません。特に国内製薬企業は苦境に立たされており、その要因として次のことが挙げられます。

●国内の薬価引き下げ
高齢化社会の進展とともに、国民全体の医療負担も年々増加しており、将来を見据えて今のうちに可能な限り医療費を抑えておくことが望まれています。国は医療費抑制の手段の一つとして、継続的な薬価引き下げを実施しており、日本の社会が抱えている課題はそのまま製薬業界にとって非常に重い課題になっています。

●世界での競争と会社規模
製薬会社は、新薬の研究・開発など莫大な費用がかかります。こうした点から、資金力が大きな企業ほど開発がしやすく、規模の優位性が働きます。このことからより大きい海外のメガファーマ(ロシュやファイザーなど)に競り負けてしまうことがあります。

このように暗い将来がちらつく業界ですが、大手企業では高い営業利益率を誇り、平均年収が高く、比較的ホワイトな環境で働くことができる業界でもあります。


まとめ

簡単に自己紹介と製薬業界について書かせていただきました。記事にすることが初めてということもあり、見にくい点や分かりにくい点あると思いますが、少しでも皆様の就職活動の参考になればと考えています。今後は各企業や就職活動について書いていきます。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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