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三昧な新年のあいさつ&近況報告

早くも2024年の1%が経過しようとしている1月3日の夜ですが、皆様新年あけましておめでとうございます。

年末年始は極力TVもSNSも連絡も絶って開発と勉強三昧。まとまった時間をとれた事で前々から学びたかった技術と知識を色々仕入れる事ができた。これまで出来なかった事が出来るようになったのは喜びだが、それ以上にまた日々のひらめきを足して加工して出荷していける事が楽しみだ。

昨年、余命宣告された友人が言っていた。
「今まで嫌いな人も我慢して付き合ってきたし、自分より優れた人を妬んできたが、本当に気の合う大好きな人達と過ごしたいと。人を憎むより感謝して夜眠りたいと思うようになった。」
楽しそうに飲みながら言っていて、本当にそうだなと思う。
人生は短い。憎み事や余計な事に割いていいほど我々の命は余っていない。

大切な人と、すべき事に命を焚べていこう
今年も宜しくお願いします。

2024.1.3
吉藤オリィ

追伸:
 仕事柄、車椅子の友人が多いのだが、車椅子はスケートリンクに入れないという。ならばと、3年前から車椅子の友人達とスケートリンクを貸し切って始めたチェアスケートイベント、2023年は4回実施し、大阪では100人を超える人達が集まるようになり、滋賀スケート連盟の人達が協力してくれて大きなイベントを行えるようになった。

 車椅子につかまると転ばなくなり、スケート初心者も楽しめるので家族に人気だ。兄弟や家族で車椅子の人がいる人はよければまた一緒に滑ろう。

 そんな活動していると、今度は「重度障害をもってしまったけどまた仲間達と”スキー”がしたい。スキー場は全然バリアフリーじゃないんだ。」と相談があった。
ので、いきなり生身は難しいがOriHimeならできるかもしれないと、インターンの学生らと共にOriHimeで走行&左右のタイヤを地面に押し付けてカーブできる遠隔操作OriHimeソリを作ってみた。

360度カメラを搭載し、あとで高画質で見返せる

 周りに人がいない場所かつリモート緊急ブレーキ&安全紐をつけて実験。近くの仲間らとはイヤホン越しに会話できる。OriHimeを遠隔操作する人が自宅にいながら左右に方向を変えて速度を変えて滑る事ができた。

加齢や病気で、私達は過去にできた事ができなくなると将来をネガティブに考えがちだ。だがツールや工夫でできなかった事ができそうに変わった時、未来に対して前向きになれる。

我々が高齢になってゲレンデにいけなくなっても、仲間や孫らと一緒に雪山を滑って記念写真を撮ったり、雪合戦できる未来があるかもしれない。
実験は続く。また追って報告します

追伸2:
開発を応援していただける方々へ
吉藤の活動を応援したい、報告を聞きたい、スケートやイベントに参加したいよと言ってくださる方はこちら。当事者らとの新たな挑戦を発信し、資金は全て研究開発と教育に投資していきます


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