人生は思った以上に短いんです。

気づけば、もうすぐ３８歳。

歳を重ねるごとに、新鮮だった記憶がどんどん「昔」になっていく感覚が強くなっている気がします。
日に日に時間が経つスピードが加速していることを実感し、きっとこれからもこのスピードは増していくんだろうという諦めにも似た感情すらあります。

「今」は一瞬で過去になる。
楽しみにしていたことも、「あの日、あの時、あの場面」として過去の一部になっていく。

なんだか悲しくも感じるけれど、その一つ一つが足跡になって今の現状を作り出してくれているのも事実。
それがなければ、こうして今ここに立っていることは出来ないわけで、とてもありがたいことでもあります。

一瞬の積み重ねの集大成が「今」とも言える。
なんとも儚いものにも感じるけれど、だからこそ一生懸命生きないと自分の人生を生きていると心から思えないかもしれない。

そんなこんなを考えていたら、人生なんてあっという間。
そういえば、この人生で本当にやりたいことをやり遂げていたっけ？

そんなことを３０代半ばから思い始めました。

そこからは人生の終わりを意識して行動してきているつもり。
これも自問自答が尽きない悩みですが、やるべきことはただ一つ。

行動あるのみ。

自分で考えて、時には人に教えてもらいながら、やりたいことを行動に移していく。この繰り返しを「今」という一瞬に懸けてやっていくだけ。

自分が本当にしたいことのために生きないと、本当にしたいことができずに終わる。

人生は思った以上に短いんです。