アパレル企業の深刻な撮影環境・・・打開策はマニュアル動画?!
今回はアパレル企業についてお話していきます。
こちらの記事は、弊社が商談や導入企業さまの状況からどういう状態にあるのか独自の見解で紐解いているため、一般論や実際の企業様の運用や方針と異なる部分がありますので、ご容赦ください。
前回、売れるための仕組みづくりについての記事を書いてありますので、
そちらも参考にしていただきながらご覧ください。
アパレル業界は雑貨の業界同様でウェア、シューズ、アクセサリー、小物、バッグ、帽子、家具に至るまで多くの商材を企画、販売しているため、撮影の工数も増え、簡単に業務効率化が難しいのが現状であるため、極端な運用になっています。
ですが、様々なタイプの顧客がいるため、様々な顧客や非顧客に様々な方法、角度でアプローチするために幅広いラインナップで展開をしているのが一般的です。
一部、ラインナップを絞って強力な商品を作る企業や専門性高めることで
一定の層の囲い込みをするなど、様々なスタイルのアパレル店がありますが、撮影の工数や目的が大きく異なってしまうので、一旦置いておきます。
撮影の現実
撮影が間に合っていない または 問題が多い
と答える人が9割います。
※弊社の商談データ統計
そのうち社内での撮影に問題や課題があると答えた企業様6割を超えています。
何らかの形で社内で撮影をしているもしくは始めた企業様は
全体の半分以上いる現状から外注に出す流れより、自社で撮影環境を整える方向に世の中が流れていることになります。
そうなると外注でやっている企業とは1週間から1か月のマーケティング期間の差ができますので、外注でやっている企業様は少し危機感を持たないと時代に乗り遅れる可能性はあります。
撮影現場は、皆さんが感じられている通り、人手不足です。
まれに人が潤沢にいる場合もありますが、ほとんどの場合は不足しています。
なぜか?
カメラマンや編集者は技術職としてのカテゴリーにあるので
簡単に人が育たないです。単純作業の繰り返しなので、
ロボットのような反復作業には一定の層は問題なかったとしても
刺激のある仕事を知っている方だと絶対に続かないです。
そうすると採用と教育の回転が速くなり、現場は生産性を上げたくても上げられません・・・
人手不足と言われているコンビニ、ファミレス、飲食店などは若い人が多いのも理由に挙げられますが、もう一つは楽しさがないから満足できない仕事=お金のための仕事に置き換えられ、ただ何となく働く。
撮影現場でも全く同じことが言えるのと、さらに技術がいるとなると少しハードルも高くなり、採用すらも難しいことに・・・
未経験OKとして採用掛けても取れないとの話も伺ってます。
反対に未経験で取れたとしても人が増えただけで、生産性は上がりません。
教育で生産性を上げるので、その体制がマニュアル化されていないと
厳しい現実が待ってます。
このように採用と教育はどの仕事でも大変ですが、回転率が高い撮影現場では非常に問題視されています。
かといってカメラマンを雇うとコストが2倍以上にかさんでしまうので、
現場は疲労困憊で憔悴していると考えないと次の一手が出てこない。
業務のマニュアル化と現場への落とし込み
コストとパーフォーマンスのバランスを見て、撮影環境を整える必要があると考えます。
コストがまだあるのであれば、単純マニュアル化に向けた取り組みを進めるのが今後の流れに飲まれない一つの方法かと思います。
一つはマニュアル動画の作成がキーポイントになります。
通常、人でやらなければならない教育ですが、やらなくてもいい部分も多くあります。人口が半分になるかもしれないと言われているこの状況で、
少ない人数で多くの人材を育てるには教育担当を置くか、テクノロジーを使うか、外注を使うかしかないのではないでしょうか。
お金かけずに使いまわしができる取り組みの一つは動画です。
多くの小売企業様は始めていると思いますが、BtoBの現場ではあまり見ないです。ですが、仕事相手がモノになるので、動画でも全く問題ないはずです。また、これは教育担当者が近くにいない場合や仕事以外でも学べる環境が出来るため、非常に効果的です。わからないことはメンターをつけて、
LINEやチャットでやり取りをすれば次の日には化けている可能性すら感じます。
この辺りもご相談いただければお手伝いしますので、お気軽にお問い合わせください。
その動画については一つアパレルでは難があるとすると、汎用的に機能や仕組みを伝えるマニュアル動画と物撮り、ハンガー撮影、平置き、トルソー、イメージカットなど様々な撮影方法、商材について作らなければならない点です。
これは最初は非常に苦労をされるかと思いますが、使いまわしができる点に
着目をしていただければと思います。
人が入る度に合計24時間使うよりは24時間使って動画を作り、わからない点を現場やチャットで聞く流れの方が長い目で見たときに効果的な方はどちらかはお分かりいただけたかと思います。
動画自体は業者ではなく空き時間にスマホ等で撮影して、あとでアフレコする流れであれば、動画編集は誰でも可能です。
まずは一本作り、少しずついいものに変えていくスタンスで進めていけば、
数年後には完璧に近い動画マニュアルが完成して、教育が楽になると思います。
今あることを疑い置き換えていかないとこの悲惨な現場の環境は
5年後の同じ状況になりかねないです。
年々企業は自分で自分の首を絞める行為になるため、
現場と管理、経営層とでしっかり話し合いの場を持ち、効果的に進めていくべきだと思います。
そうならないために見直してみてください。
そして、それらが簡単に解決できるテクノロジーが・・・
「 初心者にとにかく優しい撮影システム 」
です。
気になった方はお気軽にご相談ください。
押し売りNGで営業していますので、ご安心ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?