最短で自分のショーにオリジナリティを生む方法 その2

前回の記事

で、最短で自分のショーにオリジナリティを生むには「○○の人」を作ろう!と書きました。

そこで今回は○○部分の決め方について書きます。
そのまんま「(演目名)の人」となれればスムーズですが、被らすオリジナリティを出すとするともう少し要素が欲しいところです。
そこで!

とにかく自分の要素を探せ!

○○の人の○○を探すよりは「私は○○」から探した方がハードルが低いと思います。

「私は?」とつぶやくことで、ご自分で自然と出てくるフレーズがあるのではないでしょうか?
そう、○○の答えは、ご自分の中にあるのです。
ご自分の中にあるものであればあるほど、オリジナリティは高まっていきます。

〇〇の大きな枠を作ろう

自分の中に〇〇あるとはいえ、様々な〇〇がありすぎて逆に難しいと思うので、ここで大きく枠を作ってみましょう

・ルーツ
・個人ステータス
・やってきたこと
・好きなこと
・得意な演目、好きな演目

こういった具合です。

ルーツ

出身から〇〇を探す方法です。
ご当地キャラクターの様な戦い方です。
出身地に特色があればそれだけで強みになります。
観光地のイメージが強い場所である程伝わりやすさも大きいはずです。

例えば沖縄、北海道、京都など、土地の文化がイメージしやすいと、お客様ものりやすいです。
(ただし、文化から攻める場合は知識ややることが付け焼き刃になると薄さが出てしまうので注意しましょう)
また、印象的な思い出でも良いでしょう。

そんな僕は千葉県出身。
良いところではありますが、僕は僕のショーに活かせるこれぞ!というものが見つけられませんでした。
い、良いとこなんだよ?

個人ステータス

自分のステータスから考える方法です。
特徴的なステータスがあればぜひ活用しましょう!

僕は
身長は185センチ
体重は102キロ
血液型はB型
足のサイズは29センチ
メガネは運転の時だけ
イケメン枠ではない
しかし、明らかに太っているようには見えない
以前の髪型はアフロ、現在は短髪

といった所です。
100キロあるのにそう見えないのはなんだか損な気分です、ただデカい(笑)
デカいが故にステージで映えたり、お子様に怯えられたりもします。
これも今の自分。

これらに関して、変えられない所もあれば、変えられる所もあります。
体型や、髪型、メイクなどなど。
変えられない所で特徴出せないなーという場合は変えられる所で味付けをしてみるのも一つの手段です。
ただ、自虐に走りすぎると自分が楽しくなくなったり、分別なき悪ノリを食らう可能性があるので注意しましょう。

やってきたこと

今までやってきたこと、つまりバックボーンですね。
専門的な勉強や習い事、部活動、課外活動から〇〇を探す方法です。

僕はプロレスが好きで、バックボーンが見える選手や、バックボーンが見える瞬間が大好きです。
空手やキックボクシング出身の選手の鋭い蹴りや、レスリング出身の選手の綺麗なスープレックス、野球出身の選手のフルスイングのビンタがそうです。

何か打ち込んできたことがあれば、ぜひその時のご自分と一緒に今のショーの演目を作ってみて下さい。

ここに関しては、大学で始めたジャグリングに、中学でやっていた柔道、高校でのレスリングで作った体力、フィジカルをのせました。
これにより、重さが発展の妨げの一つになっていたコーンジャグリングを発展させ、ショーの柱にすることができたのです。

好きなこと

好きなことから〇〇を探す方法です。
ここでいう好きなことは、今やられているパフォーマンス以外の分野が良いでしょう。
そうでないと「ジャグリングジャグラー」みたいになってしまいますから。

ゲームでも、音楽でも、映画でも、好きなことそのものを〇〇にしたり、好きなことの要素を取り入れてみましょう。
好きなものがあればあるほど、ここの〇〇は豊かになります。

やってきたことの欄にも書きましたが、僕はプロレスが好きです。
響いたマイクパフォーマンスや、立居振る舞い、動きのテンポ、ショーの構成、説得力の作り方などの要素を取り入れさせてもらっています。

好きな演目、得意な演目

正直これが一番探しやすいと思います。
しかし、一番被りやすい所でもあります。
例えばジャグリングが得意です!となっても、ジャグラーの中でセレクションがある場合は、みんなジャグリングができる、得意なわけですから。
その中で勝つには、技術やレパートリー、実績で飛び抜けるか、魅力的な+αが必要です。

〇〇は、魅力的な+αなのかもしれません。
好きな、得意な演目を魅力的な+αとしても伝えられると良いですね。

ここに関しては、とあるオーディションで、最も得意で、バリエーション豊富なコーンジャグリングにフォーカスして頂き、合格を頂きました。
大会での優勝も含めて、今の方向性で積み上げてきたものが認められた瞬間は最高に嬉しいです。

〇〇の決め方

ここまで、様々な〇〇があがってきたことと思います。
その中でできるだけキャッチーな、それでいて被りの少ないものを作っていきましょう。
探すのではなく、作るのです。

いきなりは難しいよ!という場合は、叩き台を作ります。
すでに要素をあげてきた

・ルーツ
・個人ステータス
・やってきたこと
・好きなこと
・得意な演目、好きな演目

これをテンプレにしても良いのです。
僕に当てはめると

・ルーツ
千葉県出身
・個人ステータス
デカい、ステージ映えする
・やってきたこと
ジャグリング、福祉の勉強、レスリング、柔道
・好きなこと
プロレス、音楽
・得意な演目、好きな演目
コーンジャグリング

これらから、使えそうなフレーズを集めます。
「千葉県出身、レスリング上がりでステージ映えする体格の、100年に1人のコーンジャグラー」
※100年に1人は、プロレスラー棚橋弘至選手の「100年に1人の逸材」というキャッチフレーズから拝借しました。これがプロレス要素の奥深さだ!

ここからさらに短くします。
ショーの雰囲気も伝わると良いので
「体育会系コーンジャグラー」
こんな具合でいかがでしょうか?
体育会系という言葉の雰囲気の明るさ、ハキハキした感じが良いですね。

〇〇の人に当てはめると

体育会系でコーン芸の人

となります。
こう書いていると、「〇〇(どういうふうに)で□□(何をする)の人」に当てはめると書きやすいかなと感じられてきました。
そんな今の僕は「戦いの中で成長する人」です。

〇〇探し、ぜひトライしてみてください。

まとめ

こう書き進めてきて、なんというか、今の自分と過去の自分で未来を作るっていうんですかね。
そう言葉に出来ました。

未来は、自分の中にあるってこと。

次回は「〇〇の人」の〇〇にちなんだ演技の作り方について書きます!

最後までありがとうございました。
楽しんで頂けましたら、スキもフォローも嬉しいです!
この中でも、シェアして頂けると特に嬉しいです!
よろしければぜひ!

下記リンクからAmazonに飛んで頂き、コーンでなくてもお好きなお買い物をして頂くとお値段そのままに僕に紹介料が入る仕組みになっています。

こちらも投げ銭感覚でご利用頂けると嬉しいです。

この記事を書いた僕ってやつは

プロコーンパフォーマーでありコーン芸研究家
そして味玉ライフ満喫中

では、またここで。


最後までありがとうございました!私はいつ、何時、どなたからのサポートもありがたく受けさせていただきます!それが生きる道!