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読書日記

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#思想

◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その2

※前回「◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その1」…

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◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その1

※一冊目:岡田雅勝『人と思想76 ウィトゲンシュタイン』 https://note.com/orokamen_note/n/n

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◆読書日記.《スラヴォイ・ジジェク『戦時から目覚めよ』》

<2023年6月8日> スラヴォイ・ジジェク『戦時から目覚めよ』読了。  ジジェクは「ラ…

オロカメン
11日前
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◆読書日記.《鬼界彰夫『ウィトゲンシュタインはこう考えた』》

<2023年5月27日> <本書の総評>  鬼界彰夫『ウィトゲンシュタインはこう考えた』…

オロカメン
2週間前
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◆読書日記.《飯田隆『ウィトゲンシュタイン 言語の限界』》

<2023年5月4日>  飯田隆『ウィトゲンシュタイン 言語の限界』読了。  自分の中で…

オロカメン
1か月前
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◆コラム.《隙間時間に読めるお気に入り本の紹介・その2》

 前回の「その1」のコラムで、俳句の夏井いつき先生の『絶滅寸前季語辞典』の説明をさせて…

オロカメン
2か月前
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◆読書日記.《岡田雅勝『人と思想76 ウィトゲンシュタイン』》

<2023年4月1日> 岡田雅勝『人と思想76 ウィトゲンシュタイン』読了。  自分は毎年、詳しく学ぼうと思っている思想家を一人絞って、その人に関する本を集中的に読んで勉強し、最終的にその思想家の主著の一つを通読する事を自分への宿題として課してる。  この習慣を続けるようになってから6~7年くらいたっているだろうか?  その成果として、西洋近代哲学についてはある程度ものを言えるようになったのではないかと思っている。  で、今年はルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインである。

◆読書日記.《フェルディナン・ド・ソシュール『一般言語学講義』》

<2023年7月26日> みなさんこんにちは。毎日暑いですねぇ。暑すぎて今回紹介する本も…

オロカメン
10か月前
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◆読書日記.《丸山圭三郎『ソシュールを読む』》

<2023年6月24日> 丸山圭三郎『ソシュールを読む』読了。  以前もご紹介したが、著…

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◆読書日記.《町田健『コトバの謎解き ソシュール入門』》

<2023年5月21日> 町田健『コトバの謎解き ソシュール入門』読了。  ソシュール学…

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◆読書日記.《丸山圭三郎『言葉とは何か』』》

<2023年5月8日> 丸山圭三郎『言葉とは何か』読了。  丸山は日本のソシュール研究の…

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◆読書日記.《矢内原伊作『サルトル 実存主義の根本思想』》

<2022年11月28日> 矢内原伊作『サルトル 実存主義の根本思想』(中公新書)読了。…

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◆読書日記.《フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ『ツァラトゥストラ』+副読本2…

<2021年5月2日> 本日からいよいよ今年のニーチェ研究の本丸『ツァラトゥストラ』上下…

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◆読書日記.《ヴァルター・ベンヤミン『暴力批判論 他十篇』》

※本稿は某SNSに2019年9月5日に投稿したものを加筆修正のうえで掲載しています。  ヴァルター・ベンヤミン『暴力批判論 他十篇』読了。  ユダヤ系ドイツ人・ベンヤミンは文芸批評や芸術批評、社会批評、思想/哲学、翻訳など幅広い分野で執筆活動をした知識人として有名。  彼の代表作と言えばやはり「複製技術時代の芸術」と、本書の一編「暴力批判論」だろう。  岩波文庫のこのベンヤミン短編集では、1巻~2巻を通じて様々なベンヤミンの論文を紹介する事で、広範なベンヤミン思想を概