マガジンのカバー画像

読書日記

188
読んだ本のレビューや感想文を載せています。
運営しているクリエイター

#読書感想文

◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その3

<前の記事> ◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――そ…

オロカメン
20時間前
1

◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その2

※前回「◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その1」…

5

◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その1

※一冊目:岡田雅勝『人と思想76 ウィトゲンシュタイン』 https://note.com/orokamen_note/n/n

8

◆読書日記.《スラヴォイ・ジジェク『戦時から目覚めよ』》

<2023年6月8日> スラヴォイ・ジジェク『戦時から目覚めよ』読了。  ジジェクは「ラ…

オロカメン
11日前
7

◆読書日記.《鬼界彰夫『ウィトゲンシュタインはこう考えた』》

<2023年5月27日> <本書の総評>  鬼界彰夫『ウィトゲンシュタインはこう考えた』…

オロカメン
2週間前
10

◆読書日記.《飯田隆『ウィトゲンシュタイン 言語の限界』》

<2023年5月4日>  飯田隆『ウィトゲンシュタイン 言語の限界』読了。  自分の中で…

オロカメン
1か月前
13

◆読書日記.《中村昇『ウィトゲンシュタイン、最初の一歩』》

<2023年4月8日>  中村昇『ウィトゲンシュタイン、最初の一歩』読了。  自分の中での今年の学習課題、ウィトゲンシュタインのお勉強の2冊目である。  という事で今回はウィトゲンシュタインの翻訳書を手がけ、ウィトゲンシュタイン『哲学探究』の入門書、解説書も手がけている哲学研究者の手による「中高生向け」の、ウィトゲンシュタイン入門書である。 ※ちなみに1冊目としてとり上げたのは岡田雅勝『人と思想76 ウィトゲンシュタイン』  こちら https://note.com/o

◆コラム.《隙間時間に読めるお気に入り本の紹介・その2》

 前回の「その1」のコラムで、俳句の夏井いつき先生の『絶滅寸前季語辞典』の説明をさせて…

オロカメン
2か月前
11

◆読書日記.《E・H・カー『歴史とは何か』》

<2024年3月23日>   <総評> エドワード・ハレット・カー『歴史とは何か』読了。…

オロカメン
2か月前
4

◆短評集・その1

<前口上> 昨年あたりからこの「note」にUPしている文章の分量を意識して長くしている。 …

オロカメン
3か月前
9

◆読書日記.《高木光太郎『証言の心理学 記憶を信じる、記憶を疑う』》

<2023年12月30日> 高木光太郎『証言の心理学 記憶を信じる、記憶を疑う』読了。 …

オロカメン
5か月前
5

◆読書日記.《数土直志『誰がこれからのアニメをつくるのか? 中国資本とネット配信が…

<2023年12月18日> 数土直志『誰がこれからのアニメをつくるのか? 中国資本とネッ…

オロカメン
6か月前
16

◆読書日記.《ロビン・ベイカー『精子戦争 性行動の謎を解く』》

<2023年12月13日> ロビン・ベイカー『精子戦争 性行動の謎を解く』読了。  本書…

オロカメン
6か月前
3

◆読書日記.《エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』》

<2023年11月15日> <本書の概要と著者エーリッヒ・フロムについて>  エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』読了。  フロムはフロイト左派として、フロイト理論を受け継ぎながらもフロイトは人間心理の社会的影響を視野に入れなかった事を批判する立場を採る。  本書はその社会心理学の立場からファシズムを支持する群集心理を批判的に分析する。  ぼくは『正気の社会』を読んでからのフロムのファンである。  フロムはユダヤ教正統派の両親の元でドイツに生まれ、そのためにドイツ国内