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読書日記

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#読書感想文

◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その4

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オロカメン
6時間前
2

◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その3

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オロカメン
2週間前
3

◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その2

※前回「◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その1」…

オロカメン
2週間前
7

◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その1

※一冊目:岡田雅勝『人と思想76 ウィトゲンシュタイン』 https://note.com/orokamen_note/n/n

オロカメン
3週間前
10

◆読書日記.《スラヴォイ・ジジェク『戦時から目覚めよ』》

<2023年6月8日> スラヴォイ・ジジェク『戦時から目覚めよ』読了。  ジジェクは「ラ…

オロカメン
3週間前
8

◆読書日記.《鬼界彰夫『ウィトゲンシュタインはこう考えた』》

<2023年5月27日> <本書の総評>  鬼界彰夫『ウィトゲンシュタインはこう考えた』…

オロカメン
1か月前
10

◆読書日記.《飯田隆『ウィトゲンシュタイン 言語の限界』》

<2023年5月4日>  飯田隆『ウィトゲンシュタイン 言語の限界』読了。  自分の中での今年の学習課題、ウィトゲンシュタインのお勉強の3冊目である。 ※一冊目:岡田雅勝『人と思想76 ウィトゲンシュタイン』 ※二冊目:中村昇『ウィトゲンシュタイン、最初の一歩』  前回2冊目として読んだ入門書が、非常に緩い書き方で不満も多かったので、今度はもっとカッチリとした解説書を読みたいと思い、今回手に取ったのが定番の「現代思想の冒険者たち」シリーズだったというわけである。これは

◆読書日記.《中村昇『ウィトゲンシュタイン、最初の一歩』》

<2023年4月8日>  中村昇『ウィトゲンシュタイン、最初の一歩』読了。  自分の中で…

オロカメン
2か月前
9

◆コラム.《隙間時間に読めるお気に入り本の紹介・その2》

 前回の「その1」のコラムで、俳句の夏井いつき先生の『絶滅寸前季語辞典』の説明をさせて…

オロカメン
3か月前
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◆読書日記.《E・H・カー『歴史とは何か』》

<2024年3月23日>   <総評> エドワード・ハレット・カー『歴史とは何か』読了。…

オロカメン
3か月前
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◆短評集・その1

<前口上> 昨年あたりからこの「note」にUPしている文章の分量を意識して長くしている。 …

オロカメン
4か月前
9

◆読書日記.《高木光太郎『証言の心理学 記憶を信じる、記憶を疑う』》

<2023年12月30日> 高木光太郎『証言の心理学 記憶を信じる、記憶を疑う』読了。 …

オロカメン
6か月前
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◆読書日記.《数土直志『誰がこれからのアニメをつくるのか? 中国資本とネット配信が…

<2023年12月18日> 数土直志『誰がこれからのアニメをつくるのか? 中国資本とネッ…

オロカメン
6か月前
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◆読書日記.《ロビン・ベイカー『精子戦争 性行動の謎を解く』》

<2023年12月13日> ロビン・ベイカー『精子戦争 性行動の謎を解く』読了。  本書はマンチェスター大学で教鞭をとっていたロビン・ベイカーとマーク・ベリスが1995年に発表した共同研究の結果を一般読者向けに書き下ろしたものである。  彼らは人間の性行動についての謎を「精子戦争」という新しい概念によって解釈し直し、世界の生物学者たちにインパクトを与えた。そのため本書はこれまで27の言語に翻訳されて「今や<一般向け科学書の古典>の一つとまで言われる存在になっている(本書「