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#76: こんなときだから♪フォークダンス〜水への喜びの舞「マイムマイム」

アミラン:「マイムマイム」

#71 -77のテーマは「音楽家を惹きつけて止まない『水』という現象ー水と音楽」

「マイム♪ マイム♪ マイム♪ ふ・ふ・ふん ふ・は・はぁん!!」

マイムの部分だけ張り切って歌って,あとは雰囲気でごまかしながら(ジンギスカン現象)歌った記憶がある方も多いのでは(笑)

日本ではフォークダンスの定番曲としてもなじみ深い「マイム・マイム」。
実はこの曲,イヌマエル・プガチョフ・アミランというイスラエル人が作ったイスラエルの楽曲であり,開拓地で水源を掘り当てた人々が喜ぶ様を歌ったものです。ちなみに”,mayim"(מים)はヘブライ語で「水」を意味します。

1937年に振り付けられたこのダンスは,1951年に日本に持ち込まれ,昭和30年代ごろから学校教育で義務付けられたフォークダンスの学習によって広く普及しました。

サビの部分で,中央に寄っていく振り付けがありますよね? あれが,水源に向かって,「水だ! 水だ!」と喜んでいる様を表現してるとのことです。

世代にとっては,なんだか懐かしさがこみ上げてくる曲ですが,調べてみると,ロックやフュージョンなど,色んなアレンジで演奏されています。なかなかパンクなものもあるので,フォークダンスとのギャップを楽しみながら聴き比べるのもオススメです。

本日は,歌バージョンでお送りします。

今日もみなさんにとって,素敵な一日でありますように!


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