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Appleの学割で学生がiPadを安く買う方法

2024年9月16日更新:一部の情報を最新にしました。


ガジェットブロガーのおりすさるさんです😊

2024年5月7日のAppleイベントで新型iPad Air、iPad Proが発表されました。予想はされていましたが円安情勢が反映された価格設定となっており、「iPadが欲しいけど価格が……」と躊躇している方は多いかと思います。

そこで活用したいのが「Appleの学割」です。

本記事では、Appleの学割を利用する際に知っておきたいことやよくある疑問についてまとめました。学割の利用を検討中の方はぜひ参考にしていただければ幸いです👍


iPadを安く買えるAppleの学割とは?

Appleには学割制度が用意されており、対象者の学生・教職員は通常よりも安い特別価格でiPadを購入できます。

しかもAppleの学割は期間限定のキャンペーンではなく、対象者なら1年を通していつでも安く買えます。対象者でない私からすると、なんともうらやましい限りの制度です。

学割を利用できる場所

Appleの学割を利用できるのは、Appleから直接購入する方法のみとなります。具体的には以下の3パターンです。

Apple製品はAmazonや家電量販店でも買えますが、Apple以外から購入する場合は学割を利用できないので注意です。

学割で安く買えるApple製品

Appleの学割で安く買えるのは、主にiPadとMac、一部のアクセサリとなります。

  • iPad(全モデル)

  • Mac(全モデル)

  • Apple PencilやSmart Keyboardなどの一部のiPadアクセサリ

  • Studio Display、Pro Display XDR

  • AppleCare+

  • 学生・教職員向けPro Appバンドル(Final Cut Pro、
    Logic Pro、Motion、Compressor、MainSageのセット)

iPhoneやApple Watch、AirPodsなどのその他のApple製品は学割対象外です。

で、どれくらい安く買えるの?というところですが、iPadの学割価格をまとめました。

iPadの学割価格一覧

割引額はモデルによって異なりますが、割引率を計算してみると7%~12%に。ポイント還元ではなく現金値引きですからね。かなり大きい値引きです。

Apple製品が価格が下がりにくいのは周知のとおり。型落ちなどの事情がない限り安く買えることはなかなかありません。特に新品で現行モデルのiPadとなると、どこで購入しても価格は横並びです。

学割対象者ではない私からすると、通常は価格が下がりにくいからこそ、学割の安さが非常に魅力的に映ります。

対象者は学生と教職員

Apple学割の対象者は以下のとおりです。

  • 大学、高等専門学校、専門学校の学生、大学受験予備校生

  • 小・中・高・大学・専門学校の教職員・PTA役員

高校生以下は対象外となりますが、対象の教育機関への進学が決まっている方なら学割を利用できます。また大学受験予備校生も対象となっています。

学割対象の学生の父母による「代理購入」もOKとされています。「進学が決まった子どものために代わりに買ってあげる」ということはよくあることかと思いますので、忘れず活用しましょう。

また教職員も幅広く対象となっていて、そこにはPTA役員も入っています。一般的に学割といえば学生のみが対象のことが多いですが、Appleでは教育機関に携わる多くの方が対象となっています。

学割対象となる教育機関についてはApple公式サイト内の「返品・送料を含む販売条件 - 教育」に記載がありますので確認しておきましょう。

学割を利用する方法

では具体的にAppleの学割を利用する方法をご紹介していきます。

1. Apple学生・教職員向けストア

基本的には、自宅にいながら注文でき送料料無料で自宅まで届けてくれる「Apple学割・教職員向けストア」の利用がおすすめです。

Apple学生・教職員向けストア
出典:apple
  1. Apple学生・教職員向けストアにアクセスする。

  2. 購入したいApple製品を選択しバッグに追加する。

  3. バッグの画面から「注文手続きへ」と進む。

  4. UNiDAYSによる学生ステータス・教師ステータスの確認。

  5. 受け取り方法や配送先の情報、支払い方法を確認・設定の上で購入手続き完了。

通常と異なるのは、UNiDAYSによる学割利用資格の確認が必要なことですね。以前は不要だったのですが、不正購入防止のためかひとつ手間が増えてしまいました。

2. Appleストア(実店舗)

全国にあるAppleストアで学割を利用する場合、学生証や入学許可証など利用資格を証明できるものを持参の上、店員さんに学割を利用したい旨を伝えてください。

Appleストア

二度手間になると面倒なので、事前に「持参物の確認」と「来店予約」しておくと確実でしょう。

各Appleストアの電話番号をまとめておきます。

  • Apple 銀座:(03) 4345-3600

  • Apple 丸の内:(03) 4213-0500

  • Apple 新宿:(03) 5656-1800

  • Apple 渋谷:(03) 6670-1800

  • Apple 表参道:(03) 6757-4400

  • Apple 川崎:(044) 577-5100

  • Apple 心斎橋:(06) 4963-4500

  • Apple 京都:(075) 757-8700

  • Apple 名古屋栄:(052) 238-2400

  • Apple 福岡:(092) 778-0200

学生証や入学許可証があれば問題ありませんが、イレギュラーなパターンもあるかと思いますので、不明な点があれば訪問前に確認しておくことをおすすめします。

また、以下の流れで来店予約が可能です。

  1. ストアを探す (Apple公式)にアクセス

  2. 予約したいストアを選択

  3. 「ショッピングセッションを予約」に進む

  4. 購入を考えているApple製品を選択

  5. 希望の日時を選択

  6. 訪問者の情報を入力し予約完了

3. 電話注文

電話番号は「0120-994-994」です。

自動音声のガイダンスにしたい進むとオペレーターと通話できるので、「学割を利用して購入したい」旨を伝えます。

当然ですが、電話での注文でも学割対象者かどうかの確認があります。

学割利用時の注意点と知っておきたいこと

Appleの学割を利用するにあたっての注意点、知っておきたいことについてもまとめておきます。

本記事ではiPadの学割をメインに書いていますが、注意点はiPad以外にもあてはまるので確認しておいてください。

1年間に購入できる台数に制限あり

iPad安く買える学割ですが、購入できる台数に制限があり一気に何度も購入!なんてことはできません。

  • デスクトップ:1年間に1台まで

  • Mac mini:1年間に1台まで

  • ノートブック:1年間に1台まで

  • iPad:1年間に2台まで

  • アクセサリ:学生・教職員価格のアクセサリは1年間に2つまで

カテゴリを越えて複数台購入することは可能です。例えばMacBookは1年間に1台までとなりますが、MacBook1台 + iPad2台の購入はOKです。

転売はダメ

学割を利用して転売することは禁止されています。

割引でご購入頂いた製品は、購入年月日より一年間は利益を上乗せして転売できません。

1年を越えれば下取りなどで売却することは可能です。

不正がバレた場合は?

学生でないのに偽って学割を利用したり、1年以内に転売したりとルール違反が発覚した場合、Appleに対して差額や損害金の支払いが発生する可能性があります。

販売条件には法的措置との記載もあります。学割の悪用は厳禁です。

Appleギフトカードも使用可能

Apple製品の購入やアプリの購入などに使用できるAppleギフトカード。学割購入時にも使用することができます。

Appleギフトカードは楽天市場の「Apple Gift Card認定店」で購入可能。Appleギフトカードを購入 → 学割購入時に利用という流れで楽天ポイントを獲得できるのでぜひ活用しましょう。

ペイディで分割払いできる製品は限られる

Appleでは支払い方法として「ペイディあと払いプランApple専用」が用意されています。

  • iPad(手数料無料の3回払い)

  • MacBook Air(手数料無料の36回払い)

  • MacBook Pro(手数料無料の36回払い)

※ 手数料無料は「口座振替」のみ。コンビニ払いは1回あたり390円が発生。

例えばiPad(第10世代)を学割で購入する場合、18,266円 × 3回(54,800円)で購入できます。支払い回数を負担少なく購入できるのは嬉しいポイントです。

なお、Appleショッピングローン(オリコ)による分割払いには支払い回数の制限はありません。

「新学期を始めようキャンペーン」に注目

Appleの「新学期を始めようキャンペーン」は、iPadを学割価格で購入できる上にAppleギフトカードも貰えるという超お得なキャンペーン。

2024年は2月1日〜4月10日の期間で開催されました。ほとんどのiPadが対象となっており、期間中の購入で最大24,000円分のAppleギフトカードが貰えます。

2024年のApple新学期を始めようキャンペーンの詳細
※ 当時の価格です

AppleギフトカードはApple製品の購入やアプリ購入に利用できます。サブスクの支払いにも使えると考えれば、Appleユーザーからすればお金と同じ。

上の表の「実質価格」を見ていただくといかに安いのかをお分かりいただけるかと思います。めちゃくちゃ安いです。

新学期を始めようキャンペーンは毎年2〜4月頃に開催されます。2025年の春にも開催される可能性が高いので、タイミングが合えばぜひ狙いましょう。

まとめ:学割対象者なら活用必須!

ということで、今回はAppleの学割についてご紹介させていただきました。

冒頭でも書いたように、うらやましいほどお得な制度。対象製品はiPadとMacと限定されますが、新品の現行モデルを買うなら学割が最安。対象者なら活用は必須です!

特に2月~4月ごろに開催されるであろう「新学期を始めようキャンペーン」には要注目。学割の利用を検討中の方はもうちょっと待ってみることをおすすめします。

よくある質問

学割以外にiPadを安く買う方法はある?

iPadを安く買う方法はいくつかあります。

Amazonのタイムセールや楽天市場の大きいポイント還元を狙うことでiPadを安く買える可能性がありますが、お得度はAppleの学割のほうが上。学割は1年を通して最安クラスです。

Appleの学割と初売りはどっちが安い?

Appleでは年明けの数日間、初売りセールの開催が恒例となっています。価格は通常時と同じで下がらないのですが、対象のApple製品の購入でAppleギフトカードが還元されるという内容です。

初売りのAppleギフトカード還元分を差し引きした実質価格と学割価格を比較すると、わずかに初売りのほうが安いくらいでほぼ同じ。

そう大きな価格差はない上に、初売りは値引きではなくAppleギフトカードによる還元。また初売りは1年に数日間限定なのに対し、学割は1年中安く買えます。

2〜4月頃開催の新学期を始めようキャンペーンが控えているタイミング。これがまた激安なので、学割対象者ならもう少し待ったほうがお得です。

学割とApple認定整備済製品はどっちが安い?

同じiPadモデルで比較すると、学割よりもApple認定整備済製品のほうが安くなっています。

しかしApple認定整備済製品は完全な新品ではなく、また販売されているモデルも型落ちが中心。ちょっと性質が異なります。

「現行の新品iPadを安く買いたい」ということなら学割の利用がベストです。

学割の利用に必要な「UNiDAYS」とは?

UNiDAYSは学生や教職員向けプロットフォームで、Appleを含めさまざまなブランドを学割価格で購入できるサービスのことです。

以前からApple Musicの学割プランにUNiDAYSによる認証が採用されていますが、それがApple学生・教職員向けストアにも採用されました。

無印iPad、iPad mini、iPad Air、iPad Proどれがおすすめ?

数年間使用することを前提とすると「iPad Air」がおすすめです。MacBookにも採用されている高性能なM2チップを搭載し、Apple PencilやMagic Keyboardにも対応します。

超高性能なiPad Proもありですが、iPad Proほどの性能を必要とする方は一部のクリエイターのみで少ないでしょう。それに非常に高額です。

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