折原ねろり

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最近の記事

ペーパードライバー講習に行こうかな

最近、突然都会暮らしが嫌になってきた。 朝、狭い家を出て、車が来たら人の家の植木がファサファサ当たるくらいまで避けなければならないような狭い道路を歩き、狭い電車に乗り、狭いオフィスで仕事をし(オフィスで1人あたりに与えられる面積はまあどこでもそんなに大差ないか)、また狭い電車に乗り、帰りに人1人もすれ違えないような狭い通路のスーパーで買い物をし、狭い家に帰ってくることがとにかく馬鹿馬鹿しく思えてきた。 どこか田舎の、かといって田舎すぎるわけでもない、その県の1番大きな駅から車

    • アイスクリームの賞味期限

      明治エッセルスーパーカップの紅茶クッキー味を食べた。かなりうまい。紅茶のいい香りが鼻に抜けて、アイスはクリーミー、クッキーの食感も楽しい。 それはさておき、蓋に「賞味期限表示はじめました」と書かれていた。 「アイスクリームには賞味期限がない」と昔聞いたことがあり、確かにどのアイスクリームにも賞味期限が書かれているのを見たことがないが、ついに書かれるようになったのか。どのくらいだろう?3年くらいだろうか。そう思って容器を見た。底面にはこう書かれていた。 えっ… 短い。

      • 謎の湿疹

        8月上旬にひどい肌荒れをした。顔中に湿疹が出て、「もう終わりだ…」と落ち込みまくっていた。前日に新しいファンデーションを使ったので、なんとなくそれが原因なような気がしていたが、確信も持てなかった。薬をもらうべく、とりあえず皮膚科へ行くことにした。 その日は幸い在宅勤務をしておりWEB会議などもなく、知った人に顔を見せずに済んで助かった。定時で仕事を切り上げ近所の皮膚科へ向かった。かなり混んでいて1時間ほど待った。 診察室に入ると、先生がパソコンのカルテを見て「1年ぶりです

        • 買えばよかったもの

          学生のとき、今よりもお金を持っていなかった為、ほしいものがあったとしても買う買わないの選択がシビアだった。 最近になって後悔しているのが、ムードインディゴの初回盤ブルーレイである。確か定価5,000円くらい。当時ブルーレイプレイヤーも持っておらず、再生もできないのに買う金額としては高すぎた。しかし盤面もケースもかなりいいデザインになっており、買えばよかったなぁと思う。 今から思うと、買う買わないの選択がシビアな学生時代に買ったものは、自分が本当の本当にほしいものばかりだっ

        ペーパードライバー講習に行こうかな

          夢の話

          高校3年生の途中で不登校になる夢を見た。街で偶然中学校のときの友達と会い「学校どう?」と聞かれて、「あ〜、今学校行ってないんだぁ…」と言って、ばつの悪い思いをする夢。高校時代、とにかく勉強についていけなくて、学校に行くことがものすごくつらかった。でも、行かなくなってしまったら本当に人生取り返しのつかないことになるような気がして、何とか行っていた。時々ずる休みしたが、2日以上連続休むとしばらく行かなくなる予感がして、連続では休まないようにしていた。それを思い出した。

          旅先のチェーン店

          昨年の冬、伊豆へ行った。 仕事終わりに新幹線に乗って熱海へ向かう。新幹線のホームの売店には、必ずチップスターが売っている気がするがなぜだろうか。そして、それを見かけると必ず買ってしまう。この日は販路限定のえび味を買ったような記憶がある。熱海に着くと、伊豆急に乗り換えて伊東へ向かった。 到着が遅くなる為、夕食がつかないプランを予約していた。以前一度だけ行ったことのある、とんかつのうまい定食屋に行こうと考えていた。伊東についたときには既に20時くらいになっており、商店街は閉ま

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          苦手な給食

          甥が給食をなかなか食べないという話を聞いて、自分が小学生だった頃のことを思い出した。 私も給食を食べられない子どもだった。加熱した玉ねぎとにんじん以外の全ての野菜、きのこ類、イカやタコなど、とにかく食べられないものが多かった。毎日の給食には、必ずと言っていいほど食べられない食材が含まれていた。 私の通っていた学校は一学年に一クラスと小規模だった。そのためか、各教室ではなく給食ルームという大きな部屋に全校生徒が集まって給食を食べていた。 基本的には完食しなければ給食ルーム

          苦手な給食

          Spotifyのおもしろ機能

          Spotifyを開くと、「My Top Songs 2019」なるものが表示された。Instagramのストーリーのような形式で、自分が2019年に最も聴いた曲やアーティストが、曲が流れるとともに表示されていく。「あなたはひとつのジャンルにとらわれていませんね」や「色んな国の音楽を聴きましたね」などといって褒められ、悪い気はしない。 私が2019年最も聴いた時間の長かったアーティストはKOHHだったらしく、My Top Songs 2019の最後にKOHHのアー写とともに「

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          オープン前のコンビニ

          新規オープンを控えたコンビニを見ると、不思議な気分になる。夜に通り過ぎると中は暗くがらんとしており、「◯月◯日オープン」と書かれた紙が窓の内側から貼られている。 しかしこのコンビニは、◯月◯日にオープンしてしまったら、つぶれるまできっと閉まることはない。働き方改革でコンビニの24時間営業も見直されつつあるが、まだまだ24時間営業が主流である。 私がいまよく通っているコンビニも、私が引っ越してくる前からここでずっと明かりを灯しているのだ。私が眠っているときも、盆に実家へ帰っ

          オープン前のコンビニ

          檸檬堂を求めて

          ここのところ、家でお酒を飲むときはレモンサワーを選びがちだ。以前はハイボール派だったが、少々味がストイックに感じ、つまみを食べすぎてしまうという欠点があった。レモンサワーというとどうしてもLDH的なイメージがあり、なんとなく敬遠していたのだが、飲みだすと結構ハマってしまった。ほどよい甘みと爽やかな香りで、つまみを頻繁に口に運ばなくともごくごく飲める。それでいて、ほかの果実系チューハイとは違って甘すぎず、食事にも合う。 先日「檸檬堂」という商品が発売された。私が初めて檸檬堂を

          檸檬堂を求めて

          登山用品店モンベルの魅力(後半)

          登山が嫌いな理由は前の記事に書いたとおりだが、最近、登山用品ブランドの「mont-bell(モンベル)」にはまりつつある。 ことの発端は、「ポケッタブルライトパック」を購入したことだ。ポケッタブルライトパックは、折りたたみ収納が可能なリュックである。 私は徒歩+電車で通勤している。通勤用のトートバッグは、財布や定期、スマホ、ポーチなどを入れれば余スペースは無い。そのため、帰りに大きな荷物が増えたり、さらに雨が降って傘を持たなければならなかったりという状況になると非常に苦労

          登山用品店モンベルの魅力(後半)

          登山用品店モンベルの魅力(前半)

          登山が大の苦手だ。 私の地元には山がある。大きな山がひとつどどんと鎮座しているわけではなく、いくつもの山が横並びしているような感じだ。自宅や学校、通学に使う電車、あらゆる場所から山が見える。天気や季節により山は姿を変える。特に、快晴の日の堂々とした山の佇まいはなんとも美しいものである。とにかく、日常の中に山は常に存在しており、今でも地元に帰り山を見るとホッとした気分になる。しかし、登るとなると話は別である。 通っていた学校から、日帰りないしは一泊二日で行けるような距離に山

          登山用品店モンベルの魅力(前半)