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コネなしOLでもフリーライターになれた!やって良かった5つのこと

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前回の記事では「コネなし未経験の私でも、フリーランス在宅ライターになれたよ」とお話しました。

今回は、ごく一般的な事務職OLだった私が「ライターになるためにしたこと」、その中でも本当に必要だったと感じる5つのアクションについてご紹介します。


ライターになるために実行した「5つのアクション」

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「ライターになりたい」と思うきっかけは、人それぞれかと思います。

「絶対に文章を書く仕事がしたい」とライターを志す人もいれば、「できる仕事を探していたら、それがたまたまライターだった」という人もいるでしょう。

私の場合は、その両方です。

小さな頃から文章を書くのが好きで好きで、「自分はいつか文章を書くプロになる」という夢をずっと温め続けていたのは事実。

ただしライターになったきっかけは、「ブラック企業を辞めたこと」でした。心身を守るためにできるだけ急いで退職をした当時の私に、経済的な余裕はゼロ。

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とにかく収入を得るために「できそうな仕事」を探した結果、ライティングの仕事に行き着いたのです。

当時の私は、「とにかく稼がなくちゃ」という焦りと「やりたいことをやろう」という希望の両方を抱えていました。

そんな私が「フリーライター」になるために起こしたアクションは、次の5つです。

■ライターになるために実行したアクション
1.とにかく「1件目の実績」を作った
2.「できること」の棚卸しをした
3.名刺を作った
4.ライターを名乗った
5.ダイエットをやめた


…………。「えっ、これだけ?」と思った方も多いでしょう。

そう、「これだけ」です。

もちろん、この後ライターを続けていく上で実践したことや意識していることは他にもありますが、最初の一歩は本当に、これだけでした。

「ていうか、5番目のは何?」と不審に思った方もいるかもしれませんね(笑)。

それぞれにちょっとしたコツのようなものもありますので、1項目ずつ解説していきましょう。


1.とにかく「1件目の実績」を作った

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最初に起こしたアクションは、「とにかく1件目の実績を作る!」というものでした。

仕事を辞めた当時の私は、「ライターというのをやってみたい」と思いつき、役立ちそうなビジネス書を何冊も読んでいました。でも最初は、知識をインプットするだけで安心してしまっていたんです。

「ライターをやってみたいけど、何から手を付けたらいいのかな〜」

「未経験だし、本当にできるかも分からないしな〜」

と言い訳しながら【精神的な安全地帯】に居座っている自分に気づき、ハッとしました。

“このままじゃ一生ライターになれないぞ!”

そう思いました。

“新しいチャレンジは怖いけど、余計なプライドや恥ずかしさは捨てて、勇気を出して踏み出してみよう!”

そう決めて、自分にもできそうなライティングの仕事をネットで検索し、えいっとばかりに応募しました。

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私が応募した仕事は「最初にトライアルがあり、パスした人だけが継続で仕事をもらえる」というもの。ライティング未経験の私にとって、これは安心できる要素でした。

“できるかできないかは考えず、ダメ元で応募してみよう。「トライアル」って、そういうものだ。”……そんなふうに思えたからです。

トライアルがあるということは、先方も「お断りする可能性」を考慮に入れた上で募集をかけているわけです。

失敗しても自分がお断りされるだけ。チェック担当者様の負担を増やす可能性はありますが、それ以外で先方に迷惑がかかることは(基本的には)ありません。

もしもライター志望で「何から始めたらいいか分からない」と悩んでいる方が目の前にいたら、私は「まずトライアル有りの案件に応募してみなよ!」と声をかけると思います。

結果的に私は、そのとき応募したトライアル案件をきっかけに「1本目のお仕事」を頂くことができました。

1本でも実績ができてしまえば、気分的には「こっちのもの」です。その瞬間に、私は物理的に「ライター」になったのです。


2.「できること」の棚卸しをした

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次に行ったのは、「できること」の棚卸しです。

棚卸しが先でもいいと思うんですが、私の場合はまず実際にライティング作業をしてみて初めて「ライターにはどんな能力が必要なのか」を考えることができました。
なので、棚卸しがうまくいかない人は、先にお仕事を始めてみるのも一つの手だと思います。

ちなみに、私が行った「棚卸し」のやり方は、超アナログです。

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まず、紙とペンを用意して、今までやったことのある仕事の内容を書き出す。小さなことでも、ひたすら書き出す。

次に、自分が好きなことや得意なこと、趣味を書き出す。ひたすら書き出す。

その中から、ライティングの仕事に役立つのでは?と感じるものに、マルを付けていく。ひたすら付けていく。

マル付け作業は楽観的にやってみてください。めちゃめちゃたくさんマルが付きます。「この全部がライターの仕事に役立つんだ……!」という感動を味わいましょう。

感動した後は、「それらをライターとしての経歴一覧に載せるとしたら、どう書く?」と考えながら、別の紙に書き換えていきます。

この作業が終わったときには、あなたの手元に「ライターとしてできること」が棚卸しされたリストが完成しています。

これをパソコンで清書すれば、もうプロフィールの出来上がりです。


3.名刺を作った

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次に行ったのは、「名刺を作る」という作業でした。

名刺を作ったきっかけは、一足先にフリーランスとして活躍していた友人の「ライターの肩書に免許は要らない、自分で決めていいんだよ」という言葉でした。

当時駆け出しシナリオライターとして新しい一歩を踏み出していたその友人は、フリーランスになるための第一歩として「名刺を作るといいよ」と教えてくれました。

実際にそれで生活している先輩からの貴重な意見。私は早速、名刺用紙を買ってきました。そしてプリンターとパソコンを使って、物は試しと自作してみたんです。

(ちなみにこのとき作った名刺は、↓こちらの用紙を使用しました。素材CD付きで便利!)

パソコンで年賀状を作ったことがあるなら、名刺も簡単に作れます。

で、作ってみて初めて実感したのですが、名刺を持つとですね、不思議と自覚が湧くんですよ。「私はライターになったんだ!」という自覚が。

ご存知のとおり、この時点では私のお仕事実績、たった1件しかありません。

でも名刺を見つめていると、「ライターになったんだ」という自覚と喜びが、ザアアーッと湧いてきたんですね。

些細なことでも、私にとっては重要なアクションとなりました。そして、この「名刺を作る」というアクションは、次の項目にも繋がります。


4.ライターを名乗った

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次に取ったアクション、それは「ライターを名乗ったこと」です。

誰に名乗ったのか?

答えは「あらゆる人に」です。

「ライター」と書かれた名刺を渡す場面ではもちろん、テープ起こしに応募する際の面接でも、友達に紹介された彼氏にも、古くからの友人知人にも。

職業を訊かれたら「ライターです」と答え、近況を訊かれたら「ライターの仕事を始めた」と答えました。

まだライティングだけでは生活できなかったので、週3日ほどのアルバイトに通っていましたが、そこでも「普段は何してるの?」と訊かれたら「ライターです」と答えました。

あえて口には出す必要はありませんが、「アルバイトは副業、ライターが本業」という意識を強く持つことは、自分にとって重要でした。

もともとちょっと流されやすい性格なので、「きちんと自分に言い聞かせないと、アルバイトが本業になってしまいそう」という気持ちもあったんですね。

自分にも、他人にも、「ライターを名乗った」。これが、私がライターになるために必要だった4つめのアクションでした。


5.ダイエットをやめた

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最後のアクションは、「ダイエットをやめたこと」です。

いや〜、これはですね。じつはダイエットだけじゃなく。

ライターになるためのアクション以外で、意志の力を必要とすることを、「いったん全部やめよう」と決めたんですね。

ライティングに慣れないうちは、脳にできるだけストレスをかけたくない。私は意志が弱いので、ストレスがあるとそれを「仕事がうまくいかない」ことの言い訳に使ってしまうかもしれない。

だから、

・ダイエット
・家計簿つけ
・やろうと思った英語の勉強
・やろうと思った朝のウォーキング
・やろうと思った部屋の片付け
・会うと疲れる人とのお付き合い

全部いったんやめました。

もともとそんなに持ってない脳のキャパシティを、なんとか節約しようという工夫ですね。仕事に慣れるまでは、この方法をとって良かったと思っています。

全てを長期的にやめてしまうと生活に支障が出る可能性があるので、ライティングの仕事に慣れてきたタイミングで(具体的には3〜6ヶ月後くらいには)必要な項目から再開していったほうがいいかと思います。

ただし、「会うと疲れる人とのお付き合い」これだけは再開しなくて大丈夫! そのまま忘れてしまいましょう。


まとめ

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以上、「私がライターになるために実際に行った5つのアクション」です。

1.とにかく「1件目の実績」を作る
2.「できること」の棚卸しをする
3.名刺を作る
4.ライターを名乗る
5.ダイエット他、意志力を使うことをいったんやめる

最初はこの5つだけ。たったこれだけです。

ライターになりたいけど、何をすればいいのか分からない……と悩んでいる方は、ここからトライしてみてはいかがでしょうか。


[2019.10.4 タイトルのみ変更しました。]

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このnoteでは、

◎在宅×ライター×フリーランスになるためにしたこと
◎コネなし×未経験でもフリーライターになるヒント
◎ライターの仕事に役立つTips
◎在宅ライティング作業をスムーズに進めるコツ
◎フリーランスとして仕事を得るためのコツ
◎毎日を楽しく過ごすためのヒント

といったものをご紹介しています。

自分の経験を通して発見したこと、実感したことの中から、「10年前の私が知りたかったこと」を随時記事にしていきます。

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