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動画を見て、『月の欠損』を実感した。

6月ももう10日だというのに、相変わらず暑かったり寒かったりで、衣替えどころか、布団すら変えていない私です。

さて今回は、動画を見て『月の欠損』を実感したことについて書きます。

『月の欠損』とは

まず最初に、『月の欠損』とはなんぞや? という話ですが。
占い師のマドモアゼル愛先生が、『月の教科書』という著書の中で提唱した月星座についての考え方だそうです。
ちなみに、私たちがテレビや雑誌などで一般的に目にする占いは、太陽星座を元にしたものです。
太陽星座とは、自分が生まれた時に太陽があった星座のことで、たとえば私は、乙女座です。
それと同じように、生まれた時に月がどの星座にあったかで見るのが、月星座です。
そして、この月星座はマドモアゼル愛先生の著書が出るまでは、本当の自分を表す星だと言われていたそうです。
一方、『月の欠損』は「月星座が表す能力だけが欠損している」という考え方で、これまでの考え方とは真逆なものだったということです。

私がこの『月の欠損』という言葉を初めて聞いたというか見たのは、まゆちん先生ことかげした真由子さんの以下の記事で、でした。

ですが実は、この記事を読んだ時は、そういう考え方もあるんだな~ぐらいの感じでした。また、そもそも『月の教科書』を読んだこともなく、そんな考え方があること自体、知りませんでしたので(;^ω^)
(ちなみに、上記の解説は、検索して知った知識を元にしています)

エレメンツ別に見る『月の欠損』

そんな私がなぜ今、こんな記事を書いているのかというと、先日YouTubeでたまたまおすすめに上がって来た、マドモアゼル愛先生ご本人の動画を見て、めちゃくちゃ納得してしまったからなのです。

私の月星座は、蟹座です。エレメンツ別だと「水の星座」ということになります。そして「水の月」は、情緒的欠損を抱えていると、先生はこの動画の中でおっしゃっているのですが、動画を見ながら本当に「そういうことだったのか!」と私は、めちゃめちゃ納得したのです。

動画を見て実感した理由

まず動画で先生がおっしゃられている、「蟹座は家の中でいると自分の立ち位置を決められなくて苦しい」的なことに、すごく思い当たるところがありました。
私はどっちかというと、家の中で1人で過ごす方が好きなのですが、1人ぐらしではなく、親族と共にくらしています。
で、レジの仕事を辞めて以降、「家にいるんだから、私が家事をしなくては」的な気持ちが、すっごく強いのですよ。また、休みなどで家族が家にいると、それぞれ別々の部屋にいるにも関わらず、なんかイラッとするんです。家族が家にいるだけで、なんか文句言われてるような気がするんです(笑)。
あとこれは、もうずっと以前からですが、「私は自分のためだけに、他人に優しくしている」って感じていました。

誰もがスーパーで買い物した時、レジの人に荷物の入ったカゴをレジからサッカー台まで運んでもらった経験があると思います。また、自分はなくても、他人がそうしてもらっているのを見たことぐらいはあるんじゃないかと思います。
そういう時、たぶんレジ側の人は、お客さんが大変そうだからという理由が多いんじゃないかと思うんですね。たとえ効率重視だったとしても、せいぜいが「お客さんがお金を出す間、時間が空いているから」ぐらいの感じじゃないかと。
でも私の場合は、基本的には「同僚たちがそうしているから」だったし、ひどい時には「お客さんがお金出すのが遅いし、このままだとすぐに次の人のレジができないから」という理由で運んでいました。
といって、運ぶこと自体は苦には思っていなかったので、毎日普通にそうしていましたし、「ありがとう」と言われれば、笑顔で応対はしていました。
ちなみに、自分が客側で同じようにしてもらった時は、当然とまでは思いませんし、お礼は言いますけれど、それに対して特別すまないとか感動するとかはありません。
どちらの立場であるにせよ、私にとっては「自分の理由で優しくしている」「愛想よくしている」だけなのです。

また、「親の死は、子供に罪悪感を持たせる」ものらしいですが、私にはこれもまったくありません(私の両親はすでに他界しています)。
昔の知人に、病死した親に対して自分が何もできなかったことをものすごく悔やんで罪悪感を持っている人がいましたが、彼女の話を聞いた時も、すごく不思議だったものです。
だって、病死なんだから、医者でもないその人にはどうにもできないことじゃないですか。

なお、『星読みテラス』によると月星座かに座は、以下のような性格といわれています。

そのとおりだと思う部分もありますが、動画で愛先生がおっしゃっているように、「家庭的で母性がある」とか「世話焼き」みたいな部分には、すごく違和感を感じていましたし、太陽・乙女座×月・蟹座が料理好きで料理上手って解説には、どん引きしたぐらいです(笑)。
私が家事の中で一番キライで苦手なのは、料理なんですから(爆)!

それはともかく。
星読み的な知識を得る以前から、私はうっすらと、自分は他人はどうでもよくて、ただ自分にしか興味がない人間なんだな……と思ったりしていました。
ちなみに、これも『星読みテラス』で得た知識ですが、蟹座は「わたし」を通して世界を見る星座らしいです。つまり、よくも悪くも一人称視点の人ってことのようです。

接客業を長年続けられた理由

ではなぜ、こんな私が接客業を長年続けて来れて、心理描写が必要な小説を長年書いてこられたのか。
一番の理由はおそらく、太陽星座が乙女座だから、だと思います。
もともと乙女座はサポートに向いた星座らしいのですが、月・蟹座が理解できない他人の情緒を、太陽・乙女座が理詰めで解説してフォローしていたんではないかと思うのです。
しかも乙女座は「あなたを通して世界を見る」星座なのだそうで、蟹座とは逆に、二人称視点で世界を捕えているわけです。なので、蟹座には見えていないものも見えている、ってことじゃないかと思います。
加えて接客業、特にそれなりに大きいスーパーだと「接客マニュアル」というものがあります。基本的には、このマニュアルにそって接客すれば、問題なく仕事をこなせます。
小説の場合は、すでに世に出ている作家さんの作品が、いわばこのマニュアルがわり、だったのかもしれません。
あと、小説の場合は、主要キャラクターを「作者の一部」と考えることもできますので、「わたしを通して世界を見て」いても、書くこと自体はそれほど難しくはなかったのかもしれません。

更に思ったこと

以上、『月の欠損』について、自分が納得・実感してしまった理由について書いてみました。
あと、この記事を書きつつ思ったのですが――。
アニメやマンガなどで、悪い部分だけが突出したキャラクターって、いるじゃないですか。たとえば、「他人の悲しみ苦しみをまったく理解しない」みたいな。そういうのって、『月の欠損』のみが突出してしまっているってことではないのかな……と。
もう一つは、『月の欠損』は、全ての人が抱えていて、それを他の星たちにフォローしてもらうことで、生きて行けているんだな……ってことでした。
そして、こちらはなんだか人間社会のようでもあるなあ、と思ったりもしました。

ということで、本日は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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