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どうかしている

火曜日から、日に日に太っていく月を見ながら、自転車コギコギ帰ってきます。

沈むのは、日ごとに少しずつ遅くなるはずなのに、火曜も水曜も木曜も同じくらいの位置に見える月。西の空。

春の三日月は傾きが大きいと聞いたことが。寝やすそうな傾き。
今日はあのカーブに背中を沿わせて寝たいと思った。月は硬いし、そんなカーブない。関係ないから、私はいつでも そこで寝てやろう。
丸い月は美味しそうだと思う。月は硬いし、美味しくない。関係ないから、私はいつでも それを食べてやろう。

三日月の3日前。新月のころから、喉の調子が悪い。咳が止まらない。かすれて声にならなくなった。
日頃、どれだけ声の大きさ、言葉の多さに頼って伝えようとしていたか。反省。
昨日、薬をもらった。尿が赤くなるとの注意書き。ちょっと楽しみな気持ち。

待合室に飾られた絵。お腹に風船をくくりつけて空を飛ぶ豚。狂気じみてた。夢に出てきそう。本当は、癒される絵なのかもしれない。

そういえば今日の夢で、探しているものがビンの中に入っていて、こんなところにあったのかあって思ったけど、起きてから今も見つからない。最近、現実と夢がリンクする。
昨日は、うなされていたらしい。うー、うーって。

当たり前だけれど、芽が出る前に、根が出ることに気がついて、へぇ、と思った。
根を張るから、芽が出る。へえ。

すだちの花は白いです。
みかんの花とそっくりです。
当たり前だけど。

びわの実がなっていた。

水を張った田んぼに映る街灯り。長く伸びて、よじれてた。ここの田んぼも、不気味な光に食われるだろうなあ。いつか本当に。

月で寝たいとか、空飛ぶ豚は狂気じみているとか、赤くなる尿が楽しみとか、光に食われるとか。
咳が出るよりも、どうかしてる。

咳が止まらず、たまらず目が覚めた。
早く寝ないと。

寝る。