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【FP×老後のおカネ】年を取ると医療費かかるよね?:暮らし派FPの家計カイゼン日記156日目

今日はFP業の勉強会に行きましたー(画面の中の)老後の不安若い世帯でも大きくて、わたしの相談者さんも民間の介護保険に入っている方がいらっしゃる。勉強会での老後の健康保険、介護保険の話など、「えっ、そうなんだっ!」と、意外だった話を書きます。

▶70歳以降の医療費。大きく増えるわけではない

総務省の家計調査による、世代別の医療費。

65歳~69歳 15,964円
70歳~74歳 16,499円
75歳~79歳 14,303円 ←あれっ、下がってる!!
80歳~84歳 15,327円 
85歳~   18,757円


75歳でいったん下がるのは、75歳からは後期高齢者医療制度で、
医療費負担が1割(一般所得者の場合)になるから。

80歳~84歳でも、60代のときより、医療費の平均額は低くなってますっ!

高齢になり収入が減ってくると
保険料の負担割合が減る。

有難いっ。

ちなみに、、、、

我が家の医療費。月額13,781円(2020年実績・40代・4人家族)。

データと比較してみたら、高齢になったからといって、世帯の医療費は大きく変わらないんだーっ、と安心。
(子どもが自立しても、世帯の医療費は減らないともいえるが(^^;))


ともあれ、今の生活を基準に、どれぐらい多くなるのか、あるいは変わらないのか。目星を付けることができると、老後の支出が肌感覚でわかる気がしました。

▶公的介護サービス費も、基準額を超えたら自己負担は一定に。青天井で費用がかかるわけではない!


介護保険制度にも、健康保険の高額療養費と同じような制度があります。

◆ 年収770万円未満の世帯なら
    ↓
月の負担限度額は44,000円
これ以上はかからない。

あくまでも参考ですが、老後の介護期間の平均は、4.7年(生命保険文化センター)というデータがあります。

自己負担の上限総額44,000円×4.7年は 総額「242万円」となる。

公的な介護サービス費用は、介護がはじまって看取ってもらうまでの平均4.7年で、自己負担しなくてはならない介護費は242万円まで。

漠然と、老後の介護の不安があったけれど、
具体的な数字をみて、ちょっとスッキリ。
これに介護保険適用外の費用を上乗せして、見込んでおこう。



厚労省HPより

まとめ

*老後の医療費や介護費は、民間の生命保険会社のCMの扇動が目立つけれど、医療費の実際のデータと、公的な医療保険・介護保険制度で、どれだけ保障されるか知っておくことは大事!

*私のように真面目で、家族に心配をかけたくない人は(おいっ!)、民間の保険に入って準備しようと思ってしまうが、落ち着くべし。
世話をする家族”保険”より、”現金”を用意してくれている方が使い途に縛りがなくて助かる気がする


今日はいつになく硬派な記事が書けたなぁ~。

勉強、大事。

以上、FP兼コーチのよーこでした。

おまけ:今晩のおかずは、カレー味の鶏手羽&野菜のグリル焼きだよ。
スープには、「お味噌汁に入れるだけで食物繊維たっぷり!乾燥棒寒天」というものを入れてみました。溶けてなくなり無味無臭。



おカネとココロの話し相手。
ファイナンシャルプランナー
山の上のよーこ

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