組織のレジリエンスを理解するためのアプローチの例と当研究会の方向性
組織レジリエンス研究会座長の田代邦幸です。
事業継続マネジメント(BCM)や災害対策などに関するコンサルティングを生業としており、そのために必要なノウハウを蓄積するために、関連分野の調査研究に従事しています。
まずは先人に学ぶ以前の記事「災害や事故などに対する組織のレジリエンスを評価したい」(注1)では、我々が組織のレジリエンスを評価したいと考えている理由や問題意識について述べた。また、そのような評価手法が今のところ確立していないことを指摘した上で、新たに評価手法を開発する