OrgofA

読み方は「おるおぶえー」札幌を拠点に舞台演劇・エンターテインメントを企画、運営する団体…

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読み方は「おるおぶえー」札幌を拠点に舞台演劇・エンターテインメントを企画、運営する団体。 https://dtagmd.wixsite.com/orgofa

マガジン

  • 24年7月公演 父と暮せば

    2024年7月に札幌で上演する「父と暮せば」に関する記事です。

  • 24年夏 OrgofA×演劇家族スイートホーム 共同企画

    2024年夏、札幌で上演するOrgofA『父と暮せば』と演劇家族スイートホーム『わだちを踏むように』の共同企画に関する記事です。

  • 24年2月公演 Same Time, Next Year

    2024年2月に札幌で上演した「Same Time, Next Year -来年の今日もまた-」に関する記事です。

  • アメリカのファッション文化(OrgofA24年2月公演企画)

    2024年2月に札幌で上演するOrgofA「Same Time, Next Year -来年の今日もまた-」は、戦後1950年〜75年のカルフォニアを舞台にした、男女の移ろいを描いた作品です。 当時のアメリカ文化・社会の変化は、二人の会話だけじゃなく、その服装からも感じられます。今回、専門学校札幌デザイナー学院の学生さんに協力いただき、1950年〜80年代のアメリカの特徴的なファッションをイラストつきでご紹介します。 ご観劇の前に、舞台となる場所や時代に思いを馳せると、新しい視点で作品をお楽しみいただけるかもしれません。

  • 稽古場レポート「Same Time, Next Year」編

    ELEVEN NINE所属 明逸人氏による「Same Time, Next Year -来年の今日もまた-」 の稽古場レポートです。

最近の記事

OrgofA『父と暮せば』 ゲネプロ感想 林 奈々様(ELEVEN NINES 広報)

2024年7月4日~7日、北海道札幌市で「父と暮せば」を上演するOrgofA。 開幕前日に行われたゲネプロ(眀×服部ペア)を、ELEVEN NINES広報の林奈々様にご覧いただき、感想をいただきました。 心震える作品に出会える機会ってそう多くはないんだと思いますが、OrgofAの『父と暮せば』はすごい。 後半はほとんど涙が止まらなかったです。 ミツエを演じる一姫さんは、恐らく平成生まれで札幌で生まれ育ったんだと思うのですが、広島の、あの時代を生きているミツエとしてそこに居

    • OrgofA「父と暮せば」用語解説集

      「父と暮せば」作中に登場する用語解説集です。(OrgofAが独自に調べたものです) 会場へ展示しきれなかったものも掲載しております。 -物・場所など □闇屋 統制で入手しにくいものを、統制から外れ非合法に取引を行う人 □海軍工廠 艦船、航空機、各種兵器、弾薬などを開発・製造する大日本帝国海軍直営の軍需工場 □視学官 文部科学省に置かれ学校教育に係る指導・助言を行う職 □原爆瓦 原子爆弾が炸裂した瞬間2~3秒の熱線で表面が泡立つように溶けてしまった家屋の屋根瓦 □石

      • OrgofA『父と暮せば』×演劇家族スイートホーム 『わだちを踏むように』演出家特別対談

        2024年夏、北海道札幌市で上演されるOrgofA『父と暮せば』と演劇家族スイートホーム『わだちを踏むように』。両作の演出である鹿目由紀(劇団あおきりみかん)と髙橋正子(演劇家族スイートホーム)の対談の様子をお届けします。 演劇を始めたきっかけ 〜 劇団結成まで 飛世:いろいろなコンテンツがある中で、演劇というものを始めた理由を伺いたいなと思うんですけど。 鹿目:私は元々小説を読んだり書いたりするのが好きな幼少期で、小学生のときも小説を書いて授業中に回して読んでもらって

        • OrgofA「父と暮せば」稽古後配信抜粋④

          2024年7月4日~7日、北海道札幌市で「父と暮せば」を上演するOrgofA。 そのオンライン稽古直後に行われた、Xでのスペース配信の様子を一部ご紹介します。 -「父と暮せば」に取り組むきっかけ 松井:もともとすごい好きな台本なんです。ただ年齢がもうちょっと上の方がいいと思ってたから、あと5、6年してからやろうと思ってたんですよ。 でもロシアとウクライナの戦争があって大変だって思って、じゃあウクライナ行きますかって言われても行けないけど、でもやっぱり何かしなきゃいけない

        OrgofA『父と暮せば』 ゲネプロ感想 林 奈々様(ELEVEN NINES 広報)

        マガジン

        • 24年7月公演 父と暮せば
          12本
        • 24年夏 OrgofA×演劇家族スイートホーム 共同企画
          3本
        • 24年2月公演 Same Time, Next Year
          25本
        • アメリカのファッション文化(OrgofA24年2月公演企画)
          3本
        • 稽古場レポート「Same Time, Next Year」編
          6本
        • 23年8月公演 エアスイミング
          3本

        記事

          OrgofA「父と暮せば」稽古後配信抜粋③

          2024年7月4日~7日、北海道札幌市で「父と暮せば」を上演するOrgofA。 そのオンライン稽古直後に行われた、Xでのスペース配信の様子を一部ご紹介します。 -オンライン稽古最終日を終えて 明:僕ら(明&服部)は同じ場所に集まって稽古させてもらっていたのでとても会話が楽しくて、いろいろいたずら心を発揮しながらも娘の恋を明逸人おとったんなりに応援できて、鹿目さんからも楽しいフィードバックを頂いたので、これは楽しみだぞという心持ちになっております。 服部:逸人さんおとった

          OrgofA「父と暮せば」稽古後配信抜粋③

          札幌の戦跡③「歩兵25連隊正門前の松」

          2024年7月4日~7日、北海道札幌市で「父と暮せば」を上演するOrgofA。 この作品は、終戦3年後の広島が舞台の物語です。 私たちの住む札幌にも多くの戦跡が。その一部を写真とともにご紹介します。 「歩兵25連隊正門前の松」 1896年頃、月寒地区に軍隊が置かれました。 駐屯地の正門に植えられた松の木は多くの兵士が戦地へ向かうのを見送ってきました。 2本あったうち1本は枯れてしまったそうですが、残りの1本は大切に保存され、戦争の記憶を継承しています。

          札幌の戦跡③「歩兵25連隊正門前の松」

          札幌の戦跡②「札幌飛行場 正門跡」

          2024年7月4日~7日、北海道札幌市で「父と暮せば」を上演するOrgofA。 この作品は、終戦3年後の広島が舞台の物語です。 私たちの住む札幌にも多くの戦跡が。その一部を写真とともにご紹介します。 「札幌飛行場 正門跡」 1926年に使われ始め、のちに道内で唯一東京行きの定期航空便が通っていました。戦時中には陸軍の飛行部隊が設置されていた場所でもあります。 終戦とともに閉鎖されましたが、現在でも2つの門柱が残されています。 1987年にはこの飛行場をしのび、隣に「風雪」

          札幌の戦跡②「札幌飛行場 正門跡」

          札幌の戦跡①「大通公園」

          2024年7月4日~7日、北海道札幌市で「父と暮せば」を上演するOrgofA。 この作品は、終戦3年後の広島が舞台の物語です。 私たちの住む札幌にも多くの戦跡が。その一部を写真とともにご紹介します。 「大通公園」 1923年に公園として整備されたこの地ですが、戦時中は食糧不足のため一面がジャガイモ畑になったこともあったそうです。 戦後にはさっぽろ雪まつりが始まり、今では観光地としても賑わう札幌市民の憩いの場となっています。

          札幌の戦跡①「大通公園」

          【感想交換】「わだちを踏むように」上演台本を読んで

          2024年夏、北海道札幌市で上演されるOrgofA『父と暮せば』と演劇家族スイートホーム『わだちを踏むように』。皆様に作品のことをもっと知っていただくため、お互いに上演台本を読み感想を交換しました。 今回はOrgofA 飛世早哉香が書いた『わだちを踏むように』を読んでの感想をお届けします。 『わだちを踏むように』上演台本を読んで 家族の形、というと何を浮かべるだろうか? 私は⼦どもの頃に⾒ていたアニメーションの家族を思い出してしまう。 家族構成は、⽗、⺟、主⼈公の男の⼦、

          【感想交換】「わだちを踏むように」上演台本を読んで

          【感想交換】「父と暮せば」上演台本を読んで

          2024年夏、北海道札幌市で上演されるOrgofA『父と暮せば』と演劇家族スイートホーム『わだちを踏むように』。皆様に作品のことをもっと知っていただくため、お互いに上演台本を読み感想を交換しました。 今回は演劇家族スイートホーム 髙橋正子が書いた『父と暮せば』を読んでの感想をお届けします。 『父と暮せば』上演台本を読んで あまりにも、あまりにも父と娘の会話だと思った。 1948年7月27日(最終火曜ということなので)福吉美津江の家。 彼女は雷に怯え、父を呼ぶ。すると、亡

          【感想交換】「父と暮せば」上演台本を読んで

          OrgofA「父と暮せば」稽古後配信抜粋〜番外編〜

          2024年7月4日~7日、北海道札幌市で「父と暮せば」を上演するOrgofA。 そのオンライン稽古直後に行われた、Xでのスペース配信の様子を一部ご紹介します。 -名古屋チームの札幌での思い出 竹内:名古屋のお二人は札幌にいらっしゃったことはありますか? 鹿目:あります。多分初めて行ったのが、2011年に劇団で参加した教文短編演劇祭で、その後2015年の教文短編演劇祭にも「東海連合」という名前で演出として行きました。 竹内:教文短編演劇祭っていうのは劇作家協会東海支部が

          OrgofA「父と暮せば」稽古後配信抜粋〜番外編〜

          OrgofA「父と暮せば」稽古後配信抜粋②

          2024年7月4日~7日、北海道札幌市で「父と暮せば」を上演するOrgofA。 そのオンライン稽古直後に行われた、Xでのスペース配信の様子を一部ご紹介します。 -オンライン稽古を重ねての様子 飛世:今までは台本をしっかり読んでたんですけど、今日はほとんど台本を見てなくて、松井さんを見ることができたんですよ。そしたら松井さんふざけ倒してて(笑)それを見たことによって、ああこの人とやるんだなあという実感をちゃんと持てた稽古を過ごさせていただきました。 松井:オンライン稽古の

          OrgofA「父と暮せば」稽古後配信抜粋②

          OrgofA「父と暮せば」稽古後配信抜粋①

          2024年7月4日~7日、北海道札幌市で「父と暮せば」を上演するOrgofA。 そのオンライン稽古直後に行われた、Xでのスペース配信の様子を一部ご紹介します。 -オンライン稽古が始まって 飛世:「父と暮せば」のオンライン稽古が始まって、いかがでしょう? 鹿目:いや~、面白いですよ。自分は「父と暮せば」という作品を2022年からやらせていただいているんですけど、新しい風が吹いたなと思って。 飛世:ここで「父と暮せば」を知らない人もいるかもしれないので、あらすじをご説明さ

          OrgofA「父と暮せば」稽古後配信抜粋①

          OrgofA「Same Time,Next Year-来年の今日もまた-」特別対談〜ELEVEN NINES 代表 納谷さんを迎えて〜後編〜

          ■札幌演劇シーズンと自分たちの公演これが再演に選ばれる作品なんだろうな 飛世早哉香(以下、飛世) これ札幌演劇シーズンの参加作品なんですけど、札幌演劇シーズンに対する思いみたいなものを聞きたいなと思って。 納谷真大(以下、納谷) 札幌演劇シーズンに対する思いですか?難しいですよこれ、僕ら札幌演劇シーズンを代表する看板団体だと思っているので。 飛世 本当にそう思います。 納谷 札幌演劇シーズンのおかげでたくさんの経験をさせてもらったし、今回3本だけじゃないですか。コロ

          OrgofA「Same Time,Next Year-来年の今日もまた-」特別対談〜ELEVEN NINES 代表 納谷さんを迎えて〜後編〜

          OrgofA「Same Time,Next Year-来年の今日もまた-」特別対談〜ELEVEN NINES 代表 納谷さんを迎えて〜前編〜

          ■稽古見学の感想〜「再演は続演にあらず」増澤ノゾム(以下、増澤) 稽古見学ありがとうございました。 納谷真大(以下、納谷) こんなに集中力途切れずに何かを見ることは久しぶりですよ。だって3時間半ですよ!?2回くらいですよ休憩したの。 増澤 役者やってるととんでもないですね。 飛世早哉香(以下、飛世) どういうことですか?(笑) 納谷 しかも二人芝居やから、俳優は疲れますよね。 増澤 俳優やってるときって、1時間に1回とか休憩入れようよって思わない? 納谷 思いま

          OrgofA「Same Time,Next Year-来年の今日もまた-」特別対談〜ELEVEN NINES 代表 納谷さんを迎えて〜前編〜

          アメリカのファッション文化 1960's〜80's/OrgofA「Same Time,Next Year-来年の今日もまた-」

          1960's〜70's サイケデリック製作者:こっこ(Instagram : @cocco_oclock) 1970's パンク・ファッション製作者:巡回(X : @OOOOOOr099 / Instagram : @chocolateapple_09) 1980's プレッピー製作者:二Lコ(X : @donkiikongu2021) いただいたイラストは劇場でも公開予定です。 登場人物の衣装の変化にもご注目ください。 札幌演劇シーズン2024-冬 参加作品 Org

          アメリカのファッション文化 1960's〜80's/OrgofA「Same Time,Next Year-来年の今日もまた-」