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自己紹介 vol.3/私にとっての沖縄

コロナが始まる少し前、2019年初秋に沖縄への単身赴任が決まり、2021年8月まで、東京以外の街に住むことになったことを少しご紹介させてください。

住んでいた場所/那覇市松尾・浮島通り

元々「沖縄好き」だった訳でもなく、仕事をするまで沖縄には縁もゆかりもなかったし、一度も沖縄旅行にも行ったこともありませんでした。
単身赴任をするまで、沖縄出張をしても「那覇」は通過点でしかなかったため、那覇は全然詳しくありませんでした。そのため、知り合いが近くに住んでいるから安心との理由から、「浮島通り」に拠点を決めました。

浮島通りの店舗横の壁 なんとも沖縄らしい♪

「浮島通り」とは、国際通りに程近い裏通りで、古着屋などの店舗がある、ちょっとおしゃれな通りです。「浮島通りに住んでいる」というと、沖縄好きの友人達からは、とてもうらやましがられます。そんな場所です。

牧志公設市場も近く、牧志界隈は迷路のようなアーケード街が特徴です。異国に迷い込んでしまったような不思議な場所で、当初は迷子になりそうな毎日でしたが、慣れたら散策するのが楽しくなりました。

牧志界隈は「せんべろ」酒場がたくさんあって、1,000円で3品(ドリンクも含む)選べる方式です。朝6:30から開店しているお店もあります。

住んでる場所は観光地で、周りはお土産店ばかり(平和通り商店街)

2020年春、コロナに突入し…

コロナの時期。東京の自宅にも戻れなくなり、仕事も上手くいかなくなり、とても辛い日々だったことしか思い出せない。
誰も歩いていない国際通り、家と会社の往復だけで、どこへも行けずに。
日本全国、いや世界中そんな日々だったけれど、東京に住む子供たちのことも心配だったし、段々この街が嫌いになりそうでした。

2020年4月4日 那覇市/国際通り(松尾バス停付近)

観光ではない沖縄


「観光」ではなく「生活」をするための沖縄は、私にとって「不便」でしかありませんでした。そもそも住む場所も間違えていた気がします。

仕事帰りに買物するスーパーマーケットも近くになかったため、沖縄に進出したばかりの「セブン‐イレブン」がスーパー代わり。
自転車も車も持っていなかったため、何をするにも歩くしかなかったし、公共交通機関は「ゆいレール」と言われるモノレールとバスのみ。
「タイムズ カーシェア」に登録し、時々利用していました。

バスでの失敗談

バスはかなり充実しています。「那覇バス」「沖縄バス」2社があって、国際通りには、バス停が4か所(片側)あります。(たしかw)
行きたいところは「GoogleMap」でルート検索すると、バスの番号を教えてくれるので、ひたすらその番号が来るのを待ちます。

  • 会社によってバス停が違うこともあり、待っていても止まらないバスがあるのでご注意を。

  • 国際通りはトランジット(歩行者天国)がない日曜日でも、バスが通らないのを知らず、待っても待ってもバスが来ないことも経験しました。その時はタクシーの運転手さんが教えてくれました。

  • バスの番号を間違えて、目的地にたどり着けないこともありました。

  • 一万円札は使えないのに小銭もなく、運転手さんが「今日はいいから、次回はちゃんと払ってね!」と、払わずに乗せてもらったこともありました。

初めて乗った10番のバス。100円バスかとおもいきや、240円普通料金です。

美容院と歯科医院と接骨院

  • 美容院も探さないといけません。ちょっとジプシーになりましたが、知り合いの紹介で、いい方に巡り合いました。東京より安くて嬉しい!

  • 歯科医院にも通いました。歯周病の専門医で、しっかり治してもらいましたが、毎回痛い思いをして辛い日々でした。帰り道、何度泣きそうなったことか。

  • 50肩になり、週2回接骨院に通院する日々。でも技師さんとは仲良くなって、最終日は寂しいお別れになりました。

第二の故郷

沖縄の人々は、恥ずかしがり屋だけど、とても心優しい方々ばかりです。
出会った方々との思い出は多々あります。いろんなお店や、いろんな場所に行ったことは、また別の機会にご紹介したいです。
沖縄での生活と勤務は、自分史の中でも群を抜いて貴重な経験となりました。那覇の街は私の第二の故郷となりました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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