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歯磨きで全身の健康を守ることができるってホント?

この記事を見てくれたあなたは、"毎日の歯磨きは病気を予防してる"なんて考えながら歯磨きをしたことがありますか?
私は数年前までそんなこと考えたことはありませんでした。
特に、若ければ若いほどそうだと思います。

私は歯科衛生士として、診療室内と訪問診療の現場でたくさんの患者さんの人生に携わらせてもらっています。
その中で私が歯科衛生士として本当に伝えたいことは"お口から全身を守る"ということです。

少しでも興味があるあなたに知ってほしいことは『歯磨きをしている』『歯磨きで汚れが落とせている』は実は違うのです。

私が思う歯磨きの目的は3つあります。
①歯垢(バイ菌の塊)を歯ブラシ・歯間ブラシで落とし虫歯・歯周病の発症を予防

②歯垢(バイ菌の塊)が口腔内から血液を通して全身に流れ心疾患や誤嚥性肺炎を防ぐ

③口臭を防ぎ、モテる
です。

歯ブラシでどれだけ頑張ってもお口の中の汚れは60%ほどしかとれないと言われています。
残りの40%は歯と歯の間を落とす歯間ブラシが必要です。
取れてない歯垢があるほど全身に流れてしまい
それを慢性的に続けると病気のきっかけに繋がるのです。そして、口臭の原因にもなります。
モテません。

私は訪問現場で口腔内にはあまり目を向けられず、細菌が気管に入ってしまう誤嚥性肺炎で亡くなられる方をたくさん診てきました。

炎症がなければ病気は引き起こさないのです。
細菌は炎症の原因になります。

今日からあなたも歯磨きで全身を守りましょう。

読んで下さり、ありがとうございます。

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