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ところかまわずナスかじり

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ギャグの宝庫!理不尽の宝庫!何がなんだか・・・の宝庫!
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#永遠

― 第六話 白雪姫 ―

 その少女の肌は青みがかったような白であった。
 それは生者の白ではなかった。
 魔女にそそのかされ、毒のリンゴを口にしてから二年が経っていた。
 少女の心臓はとっくに止まっており、呼吸も当然していないはずなのに少女の美しさは二年の死でも涸れることはなかった。
 少女はまるで眠っているかのように落ち葉のベッドに横たわっていた。

 そして、月日は流れ、十年が経った。

 少女の体は落ち葉で半分隠さ

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― 第五話 災害 ―

アナウンサー:「えー、本日は、昨日の大地震を受けて緊急に設立されました『災害本部』より、本部長の大木さんにお越し願いました。えー、大木さん。今回の災害ではまず、国民より、政府の対応が後手に回っているのではないか、という指摘が多々ありますが、そういった声に対して本部としてはどのようなお考えをお持ちでしょうか?」

大木:「あ~、まんこ!」

アナウンサー:「えっ?」

大木:「あ~、ちんこ!」

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第4話 スモウ

アナウンサー:「おぉっと、ここでハタきこんだぁ!ハゲの花、すごい!ハゲの花、すごい!おぉっ!そして、ここで両者組み合ったぁ!横綱の強烈な押しに対し、ハゲの花、すばらしい足腰で耐えております!ハゲの花すごいっ!ハゲの花すごいっ!」

第3話 ビタミン対決

老人「さてさて、子供たちや。この中で一番頭の良い子は誰じゃな?」

A子「ミツル君でぇーす!」

老人「おぉ、そうか、そうか。では、足の一番早い子は誰ぢゃな?」

B子「それもミツル君でぇーす!」

老人「おぉ、ミツル君は何でもできるのぢゃなぁ!」

C子「わ、私はミツル君に・・・」

D子「え!?わ、私も実は・・・」

第2話 刀対決

剣士1:「み、みごとだ、トメ子・・・。くっ(ガクッ)」

剣士2:「だからトメ子じゃねぇって!」

第1話 ラーメン対決

『中華美里』の店主:「ふははは、バカめ!これはショウユラーメンだったのだ!」

『麺処イケダ』のスパイ:「な、なにぃ!そんなはずは・・・。し、しっかりとミソの味がするではないか!!」

『中華美里』の店主:「ファーハッハッハッ!!ミソも入れたのだぁー!ファーハッハッハッ!!」