- 運営しているクリエイター
#週刊少年ジャンプ
― 第十八話 試験会場にて ―
試験開始1分前・・・
受験生「すいません、ちょっと質問があるのですが。」
試験監督「質問?!あなた達はいつもそうだっ!『質問があります』といいながら、本当は何もありゃしないっ!そうっ、あなた達には何もないっ!たかがこんな試験ごときに何年も費やしてっ!そしてっ!合格してなんだっ!束の間の幸せってやつにでも浸りたいか?えぇっ?!どうせお前らの人生なんてカスだっ!宇宙にとっては何の役にも立ちゃぁしな
― 第十七話 父と息子 ―
釣り場にて・・・
息子「ねぇ、父ちゃん。」
父「ん、なんだぁ、マコト?」
息子「・・・あのさ、僕らの竿って、エサ付けてないよね。エサ付けてなくても釣れるの?」
父「なぁんだ、そんなことか!はぁっはっはっはっ!父さんはまた、誕生日のプレゼントをねだられるのかと思ったぞぉ!はぁっはっはっは!」
― 第十六話 社長室にて ―
(ガチャッ)
男「うわー、広いなぁ!」
不動産屋「そうでしょうとも、そうでしょうとも。だってあなた、社長室ですよ。」
男「そうですよねぇ!いやー、さすが社長室だよなぁ!あ!あれは、なんですか?」
不動産屋「ん?あぁ、あれは先日アマゾンから取り寄せたモノでございますよ。まだ学会にも発表されてない鳥でございましてね。つい先日、現地で発見されたばかりのヤツでございます。」
男「へえぇぇ!さすが
― 第十五話 セミ ―
オイラはボーカルだったのさ。
ある日、コーロギやろーがあらわれて、オイラのポジション盗ったのさ。
コーロギやろーなんてさぁ、なに言ってんだかわかんねぇよ、ねぇ?
オイラなんかはわかりやすいや。「ミーン、ミーン」っつってさ。
セミの中でもさ、色々温度差あるんだけど、アブラゼミやろーなんかはさ、「ジー、ジー」って、しめっぽくていけねぇや。
あと、ヒグラシのやろー。ありゃあ、大衆受けしねぇーっつうの。