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【りんご】ジョナゴールド➀

昨日は陸前高田の果樹園「ドメーヌ・ミカヅキ」のぶどうの植樹のお手伝いをしてきました。こちらの様子は現在公開しているクラウドファンディングの活動報告で記したいと思います。なので、今日も引き続きイドバダアップルで栽培しているりんごの紹介をいたします。

ぼくがりんごのお世話をするようになって、評価がいちばん上がったり下がったりしたのがこのジョナゴールドでしょう。りんごに全く興味がないころ、この品種の印象は「酸っぱくてもさもさする」でした。地域のとある農家は「長持ちするし、加工用に使える」と言ってる方もいらっしゃったのですが、ぼくが感じた限りでは「すぐ柔らかくなって皮が苦くなる」。これ、高値で売れるサンふじに改植したほうがいいんじゃないか。と思ったくらい。とにかく1年目のぼくは、りんごのことをまったく知らない割に「気に入らない品種は改植する」という考えだったのですね。

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しかし、2年目で評価が一変。

とある農家さんに視察に行ったときのこと。「りんごは収穫したのち、できるだけはやく温度を下げることで味が締まり、長持ち具合が増す」ということを学びました。というわけで、この年は実験ということで自宅の冷蔵庫に収穫したばかりのジョナゴールドを新聞紙にくるんで保存。それからサンふじの時期になり、忙しくてそのことをすっかり忘れて、味では下りの時期の11月上旬に思い出して食べてみたのですが…。

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う、美味い!

今までのジョナゴールドは何だったんだと思うほどのシャキシャキ感、酸味がすっきりしていて、ほのかに甘さもある。そして口からこぼれるくらいの果汁!ん~いい感じに酸っぱい!おかげさまで沢山の品種を食べてきたからここで自分の好みがはっきりしました。「甘いやつより酸っぱいりんごが好きだ」と。

こうしてジョナゴールドが大好きになったぼくは、俄然やる気になり、次の年へ大きな自信をもって取り組むことになるのですが、りんご農家としては100%避けられないリスクがあることをどこかで軽くみていました。それは「台風」です。時は2019年。

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続きはまた明日に!
みなさま今日も素敵な1日をお過ごしください。
次男のデスクから、吉田司でした。


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