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#8 ESの目的と意識すべきこと

はじめに

こんにちは。
オレたちコロナ入社組のタクミです。
今回はエントリーシート(ES)を書くにあたって、
意識すべきポイントや分かっているようで分かりきっていない、
ESを書く目的や書く際に意識すべきポイントについて書いていきます。

エントリーシートは多様すぎる

前提としてですが、ひとくちにESと言ってもその種類はさまざまです。
ガクチカや志望動機を文章で書くものから、
パワーポイントを使って自分を売り込んだり、
トリッキーな設問が含まれているものも珍しくありません。
業界によってある程度の傾向はありますが、
「ESはこう書くのだ」といえる汎用性の高い答えはもはやありません。
だからこそ、書き方ではなく「これを意識して書く」
という応用力のあるポイントをご紹介します。

エントリーシートを書く目的

ESを書く目的は、
「自分の『人柄』『個性』『強み』を企業にアピールすること」です。
ここで考えるべきことが2つあります。
その企業が就活生にESを書いてもらう目的は何かを知る、ということと、
「『何をしたか』を伝えることが目的ではない」
ということです。

企業がESを書かせる理由として就活生に関する情報を得ることは前提ですが、大きく下記2つが考えられます。
•選考材料として面接に進めるか否かを決めるため
•選考材料とはせずに面接時に確認して質問検討の材料とするため

この2つの違いは実はかなり大きいです。
前者の場合、ガクチカや志望動機は可能な限り分かりやすく相手に伝わる「完結した情報」として記入する必要があります。
しかし後者の場合は、記入内容の粒度を調整すれば、
面接時の質問は自ずと粒度の粗い部分の確認となることが多く、
質問のコントロールを図ることができます。

また、自分がやってきたことを伝えることに終始し、
自分の想いや意識したこと、思考を伝えられていないES
も散見されます。
そうなると志望動機との繋がりが生まれなかったり、
結局どんな人間なのか分からないので通らない、
という結果に繋がってしまいます。

作成する際のポイント

上記内容を受けて作成する際のポイントは下記3点です。
①企業側の目的を意識する
②活動内容や出来事だけでなく「自分」を入れる。
③大枠の活動の内容だけでなく、その中で自分が何をやったのかを伝える

①について、先述の通りES単体で選考材料になるかどうか、という点については、可能であれば把握しておきたいです。
面接時に想定内の質問を受けることができれば、
きちんときた受け答えができ、面接の主導権を握ることができます。

②について、企業が知りたいのは人柄や個性、強みであって、
活動内容はあくまでも周辺情報
です。
自分という人間を伝えることを意識してもらえればと思います。

③について、自分が所属していた団体の活動内容が詳細な書いてあるが、
自分という1個人の役割や行動、思考が含まれていないケースもあります。
「その団体がすごかったのではないか」
「あなたは何もやっていないのではないか」
と思われないためにも、団体の説明は簡単に留め、
自分についての情報量を多くすることをオススメします。

終わりに

ESは選考過程において自分という人間を企業に伝える最初の手段です。
面接の内容にも影響を与える重要なステップのため、しっかりと内容を精査して、もらえればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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