見出し画像

自己紹介 何気ない日常を社会学する

日常を社会学するとは?

このトップの画像を見てみてください。あなたはこの場所にいるとして何を感じ何を理解するでしょう?

  • このトップの画像はどこで撮られたものだと思いますか?

  • どんな人がいますか?

  • どういうグループが作られていますか?

  • 一番手前の女性に注目してみてください。何をしていて、どんな格好をしていて周りの人はどんな対応をしていますか?どれくらいの距離をとっていますか?

これに答えは実はありません!皆さんがどう思うか、どう分析するかが重要なのです。いまは答えが出なくても一緒に日常の見方をもっと面白くしていきましょう!

ごあいさつ

ドライブに行った時の僕 ↑

こんにちは!Oreです。

まずはこちらのページを開いてくださってありがとうございます。数あるコンテンツの中からこちらのページを開いてくださったみなさまはどんな方々なのでしょう?みなさんにはどんな新しい視点があってどんな世界を見てみることができるのか。僕は自分一人で自分のもののとらえ方、バイアスや偏見と言ったりもしますが、それができています。そしてみなさんは皆さんでその違った視点があるはずです。そんな皆様のオリジナルの視点から見れる新しい世界を発見する手助けを社会学と人類学のコンセプトを使って行いたいと僕は思っています。

自己紹介

僕は2023年現在某大学の学部4年生です。授業をすべて英語で行う環境で社会学人類学を専攻しています。バンドでドラムやっていたり、英会話講師・塾講師をしていたり、ウェイターをしていたり、写真を撮っていたり、ゲームをしたり、スノボしたり、アーチェリーしていたり、デザイン会社でインターンをやっていたりといろいろとやっている大学4年生です(2023年12月現在)。
これからみなさまよろしくお願いいたします!

今ある何気ない日常から興味深い世界へ見方を変えるきっかけ

~Oreの社会学人類学に至った経緯と大学院受験~

最初学部に入学しようと思ったとき僕は実は現代アートを専攻にしようと考えていました。マルセルデュシャンやジャクソンポロック、アンディーウォーホールに興味があって現代アートを分析する授業をいっぱいとっていました。ですがご教示いただいていた教授が引退してしまったため、現代アートの専門家がいなくなり何をしようか迷っていた時に友人に誘われてある授業をとってみました。Anthropology Practicum(人類学実習)という授業でした。授業内容を確認してみてもよくわからずとりあえずフィールドにでて人間観察毎週するよ、としか書いてありませんでした。でもとりあえずみんなとるし、担当教授のことは知っていたので授業に行ってみると歌舞伎町についての調査を一週間に一回必ず行い、300ワード(日本語600文字)程度のノートを10個以上作成する上に毎週20ページ以上の読み物をしてフィードバックを書くというゆるゆる文系大学生を目指す僕には地獄のような課題量の授業でした。いくらゼミがないとはいえここでこの課題量をやらせるのかと思いつつ、とらないと卒業できなかったし、みんながいるときにとったほうがいいだろうと思って履修を決めました。

履修を決めた一発目の授業でいきなり読まされた僕が日常を観察する楽しさを知ったきっかけの理論、ゲオルグ・ジンメルのThe Metropolis and Mental Life(大都市と精神生活)にあるblase(意訳:人間的無関心)についてはこちら!

すると毎週フィールドにいくたびに新しい発見があることに気づきました。いつも歩いていた歌舞伎町のゴジラの見える道(ドンキが右側にある道)が情報の宝庫だったんです。いつもただキャッチうざいな、飲みすぎてるギャルいっぱいいるなとか、風俗勧誘するなやとか思っていましたが彼ら彼女らの挙動一つ一つに着目すると以外にも共通点がみえてきたんです。この話はまた今度するとして、このフィールドにでて日常に注目し、理論を活用するという作業があまりに楽しく、課題量なんて考えなくなり毎週少なくとも2時間、長くて4時間ただただ歌舞伎町に入り浸るようになりました。こうして僕は人類学社会学にのめりこみこれを僕の残りの大学生活の軸にしていこうと決めました。

すると就活をする時期になり、好きなことって何だろうって思うとフィールドにでて新しい発見をすることだったということを思い出した僕は大学院の受験を決めました。でも受験するといっても楽に内部進学でもするかと思ってたので担当教授に内部受験できるか相談しに行きました。すると、デイヴィッド教授はさっさと出てけ(Get out!)と一言。彼曰くここで同じように授業とって同じ教授に指導してもらっても新しい視点は生まれないので外に出るべきとのこと。言い方はあれでしたが納得せざるを得なかったので外部の受験を決め早速準備をし、すごくたくさん悩んで研究計画を書き無事某私立大学大学院と国立大学の合格をいただきました。より自分と近い分野の教授がいることと、大学のリソースがあることから私立大学への進学を決めました。

まとめ

そんなこんなで街にでる楽しさを知った僕は皆さんにも何気ない日常、もしかしたらどうでもいい普段を少しでも楽しくすごしてほしいと思い、僕の分析や知識をシェアしていきたいと思います。ぜひみなさんも友人を待っている間、買い物に出かける途中、電車乗り換えるとき、遊びに行ったときにぜひ新しく得た知識を活用して人間観察や街みてみてください。


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?