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【大輪胡蝶蘭はどうやってつくられているの?】はたらくひとインタビュー@松村洋蘭 vol.01

松村洋蘭ではたらくひとへインタビュー!
仕事内容やこだわり・やりがいを聞いていくシリーズ
「胡蝶蘭はどうやってつくられているの?」

第一回目は、大輪胡蝶蘭の部門で活躍するゆっこさんにお話を伺いました。

— ゆっこさん、よろしくお願いします。

よろしくおねがいします!
大輪胡蝶蘭の部門に所属しております。
別の部門より異動して約半年、日々頑張っています!

松村洋蘭ではたらく経緯

— どのような経緯で松村洋蘭ではたらくことになったのでしょう?

第一に、自宅から近かったからですね(笑)。
お花が好きという理由もあります。
趣味でプリザーブドフラワーのアレンジを作って、インターネット上などで販売したりもしています。

— 手先が器用で羨ましいです!職場の雰囲気はいかがですか?

大輪胡蝶蘭の部門はいい雰囲気だと思います。
メンバー間の距離が近く、なんでも話せる雰囲気です。
困ったことがあったときなど、話を聞いてくれます。

大輪胡蝶蘭 部門のお仕事

— 1日の仕事の流れを教えてください。

まず、部署で朝礼を行い、今日一日にやることを確認します。
その後、大輪胡蝶蘭 部門に移動して作業に取り掛かります。

ひとつずつ丁寧に作業をしています

大輪胡蝶蘭 部門の大まかな流れは、株置き場から株を取ってくる・組み立てる・寄せる・仕立てる、という感じです。
担当を分けて作業を進めています。

株置き場
仕立て前の状態

私の担当は仕立てです。
寄せていただいた花を自分の作業台に持ってきて、支柱をまげて、支柱とお花をテープで固定し、美しく仕上げたのち、台に戻します。

支柱とお花を固定して…
テープを素早く巻く!
こんな形に仕上がります

1日の作業が終わったら、片づけや日報への記入をします。
日報は、大輪胡蝶蘭の部門の全員で作っていて、仕上げる予定数や実数などの個人的な成果、その他意見などを書いています。

— 部門のメンバー全員でPDCAを回し、切磋琢磨されているんですね。

当日の成果や改善点を夕方に振り返ることで、翌日に繋げるようにしています。
日々改善していこうという気持ちをもって励んでいます。

— そんな中、どんなときにやりがいを感じますか?

多く仕立てられるとやりがいを感じます。
「1個でも多く仕立てるぞ!」という思いを持って取り組んでいるのですが、胡蝶蘭はひとつひとつ、向き・茎の堅さ・咲き具合などが異なります。
胡蝶蘭の具合によって仕立てにかかる時間が変わり、結果、仕立てられる数も上下してしまいます。
そのため、1日の中での仕立てた数も意識しますが「この状態の胡蝶蘭に対していくつできた」という目標を持ち、取り組んでいます。
どのような胡蝶蘭にもスムーズに対応できるように、日々考えながら仕立てていますが、苦戦中です。

— 仕立て数を増やすためにしている工夫はありますか?

まだ経験が浅いので、仕立てに慣れるため、自分の改善点を周囲の方に指摘してもらうようにしています。
仕立て数を増やすには、作業をスピーディにこなす必要があり、仕立て技術の向上が大切です。
指摘事項をひとつひとつクリアしながら、仕立て数を増やせるよう努力しています。

— 仕立てには美しさも大事でしょう。

胡蝶蘭が美しく見えるよう、きちんと正面を向くようにお花と支柱をとめるなど、基本的なことから気をつけて取り組んでいます。

苦労したこと:大輪胡蝶蘭の扱い

— 最も苦労したことについて教えてください。

大輪胡蝶蘭の扱いが難しいことです。
以前は熟成胡蝶蘭という、大輪胡蝶蘭よりも小さめの花を担当していました。
小さい花と大きい花は、花の大きさはもちろんのこと、重さや仕立てのやりやすさなどあらゆる性質が違うな、と痛感すると同時に、懸命に勉強しています。

— 素晴らしい向上心!そんなゆっこさんが目指す像を教えてください。

自分が納得する美しさの仕上がりを1発で作れることを目指しています。
現在は、仕上げ後に全体を見ると、直したいところが見つかり、その修正に時間がかかってしまうことがよくあります。
仕上げ数の向上も美しさも、等しく大事ですから。
熟成胡蝶蘭の部門ではしっかりできていたことなので、大輪胡蝶蘭でも数をこなして経験を積んでいきたいと思っています。

— 周囲にはベテランの方もいらっしゃるでしょう。

ベテランの方は、美しい仕上がりの胡蝶蘭を早く仕立てられます。
気にかけていろいろ教えていただけるので、日々改善して、早く成長したいです。

こだわり:綺麗な状態でお客様のもとへ

— 仕事のこだわりポイントをお聞かせください。

お客様の手元に届いた時に、仕上げた形そのままに到着するのが理想です。
輸送に耐えられるように、支柱のテープを糸をきつくしぼるようにとめるように意識しています。

支柱とお花を固定して…
糸をきつくしぼるようにとめる!

こうすることで、揺らしたり支柱をつまんだりしても、花が支柱から離れにくくなります。

これは、熟成胡蝶蘭の部門で培った経験です。
前の部門で培った経験をたくさん応用しながら作業に当たっています。

— 前の部門の経験も活かせるのは、異動を経験したゆっこさんならではの観点ですね!

経験を活かせるとはいえ、大輪胡蝶蘭は熟成胡蝶蘭よりも大きく、さらに花ごとに個性があるので、全体を見てテープをとめる位置や数は自分で考える必要があります。
この作業は、慣れないうちは、やはり難しいですね。
今後、新しい方が入ってくる時にきちんと伝えられるようにしたいので、大輪胡蝶蘭 部門で習ったことは、日付と文章に残しています。
そうしてマニュアルのようなものをつくりながら、やり方を部門で一本化していけたらと思っています。

— 現在大輪胡蝶蘭を担当されていますが、他に挑戦してみたいことはありますか?

熟成胡蝶蘭のキングアマビ以外で、ナチュラル仕上げをしてみたいです。
支柱で仕上げていない、まさに”ナチュラル"な状態のものです。

ナチュラル仕上げ

空間が重ならないように、曲げずに竹の棒で立たせて添えるという形の花が自然で、とても綺麗で、一番好きなんです。
胡蝶蘭の性質上、花が重いと茎がたれてきてしまったり、茎が弱い個体もあるのでいろいろと見極めは必要ですが、今後は他の胡蝶蘭でもナチュラル仕上げが出来たら素敵ですね。

— 仕事の経験が私生活に役立っていると思うことはありますか?

プレゼントの胡蝶蘭を選ぶときに、選び放題です(笑)
同じ胡蝶蘭でも、輪数や、花の向き、ボリューム感など、さまざまな個性があります。
お花屋さんでは店頭に並んでいるものしか選べませんが、生産場ではたくさんの胡蝶蘭を見比べながら選べます。
生産現場で働いている特権ですね!ありがたいです。

— どのようなときに胡蝶蘭をプレゼントされるんですか?

敬老の日やお正月、お誕生日など、季節イベントや行事のときにプレゼントします。
これまでは、胡蝶蘭は高価な花だと感じて自分で買うことはなかったのですが、松村洋蘭で胡蝶蘭を身近に感じるようになり、買う発想になりました。
特にお気に入りの胡蝶蘭は、熟成胡蝶蘭のシャイニーピンクですね。
淡いピンク色で光に当たった時のキラキラがすごく綺麗で好きです。

熟成胡蝶蘭 シャイニーピンク

他にも、手のひらサイズの胡蝶蘭Lianのダブルハートも可愛いと思います!

手のひらサイズの胡蝶蘭Lian ダブルハート

異動してきたからこそ、あらためて感じる大輪胡蝶蘭の仕立ての難しさ。
職人の技術がつまっているんですね。

第2回目は、ミディ胡蝶蘭 部門です。
大輪胡蝶蘭とはまた違う魅力を持つミディ胡蝶蘭をつくっているのはどんな方なのか、インタビューしてまいりました!

▼第2回 ミディ胡蝶蘭 編はこちら

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さてさて。
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※このnoteも、胡蝶蘭専門店Lianと松村洋蘭が共同で運営しています

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